アラ還夫婦の世界一周〜絶景とB級グルメの旅〜Day59

ドイツ

今日はヴュルツブルクから車でロマンチック街道を南下し、ローテンブルクを経由して、ディンケルスビュールまで行きます。

昨日はヴュルツブルクの観光がほとんどできていなかったので、朝イチでアルテマイン橋、レジデンツなどを見てから、出発しました。

ロマンチック街道は夏の軽井沢のように車が多く、ところどころで渋滞したりするのではと勝手に想像していましたが、通行量はわずかで快適なドライブです。小麦畑などの間を走り、時々小さな村を通り過ぎますが、どの村も小洒落た建物が並び素敵です。

ローテンブルクに着きました。ロマンチック街道で人気の街のようなので、観光客が押し寄せているかと思っていましたが、それほど人は多くはなく、落ち着いた感じです。見たかった黄色やピンク色などの可愛い建物が沢山あり、どこを撮っても絵になります。

おやつに当地の名物「シュネーバル」という、丸いドーナツのようなお菓子を食べてみました。正直、味的にはミスドの方が美味いと思いますが、通称「雪玉」と言われるように、まん丸で可愛らしいスイーツです。

ローテンブルクに2時間ほど滞在し、ディンケルスビュールに向かいます。途中、スーパーに寄って当面の水などを買い、1時間ほどでディンケルスビュールに着きました。

ローテンブルクは第二次世界大戦でほとんど焼けて、建て直された街であるのに対し、ディンケルスビュールは奇跡的にほとんど焼けずに、昔の建物がそのまま残っている町です。華やかさや明るさではローテンブルクの方が上かもしれませんが、しっとりとした居心地の良い街です。

ホテルにチェックインし、少し休んでから市内散策へ出かけます。

メインのネルトリンガー通りを歩くと、ここも可愛らしい建物が並んでいて、美しい街並みです。街外れには緑豊かな公園もあり、街全体がテーマパークのように綺麗にまとまっています。

夕食はホテル向かいの「Meiser Altstadt」でソーセージとチキンシーザーサラダ、ビールを注文。

ドイツに来てようやく初のソーセージです。小ぶりでクセがなくて美味しいです。生ビールとよく合います。

夕食後、「夜警」があるというので行ってみました。中世の頃に夜は門を閉ざし、街を守っていた夜警が、今では観光客と一緒に街を練り歩いています。

ゲオルク大聖堂前で21時になるとマントを着てカンテラを持った1人のおじさんが現れました。

ラッパを吹いて5分ほど口上を述べます。時折笑いが起きますがドイツ語なのでわかりません。50名ほどの観光客を引き連れて、近くのレストラン前に行ってラッパを吹き口上を述べます。すると店員さんが一杯のワイングラスを差し出して、それを回し飲みします。そしてまた次のレストラン前に行き、同じことが行われます。

ドイツ語のみなので、我々は途中で離脱して、市内散策に切り替えました。21時を回ってますが、まだ明るく、日暮前の街並みが素敵です。

今日のホテルは「Hotel Deutsches Haus」で、街の中心にあり、旧館は歴史的建造物ですが、我々が泊まったのは3軒隣の新館で、部屋などの建物内部は新しくて機能的でとても居心地の良いホテルでした。朝食も美味しく、価格もリーズナブルなのでイチオシでおすすめです。

明日も引き続きロマンチック街道を走り、ネルトリンゲン経由でアウクスブルクへまで行きます。

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