いよいよ旅も残り2週間となり、ヨーロッパ最終レグのドイツ編に入ります。
今日はナポリからフランクフルトへ飛び、レンタカーでヴュルツブルクまで行きます。
フライトは13:15発なので、朝ゆっくり起きて準備し、駅前から1人5ユーロで空港行きシャトルバスに乗ります。混んでいますが空港までは約4キロと近いので、問題ありません。
20分ほどで空港に到着。チェックインを済ませラウンジでブランチにします。最後のイタリア料理。ラウンジのつまみも十分美味いです。
と、ここまでは順調でしたが、まずフライト出発が1時間半遅れになりました。

飛行機からの景色は素敵でしたが、フランクフルトについてからも、預け荷物がなかなか出てきません。40分ほどしてようやく出てきて、レンタカーをピックアップします。
Hertzのカウンターへ行くと、「2時間遅れたので、予約したプレミアムコンパクトは無い。用意できるのは大型車のみ」と一方的に言われ、料金も予約の380ユーロに対し、740ユーロを提示してきました。「フライトが遅れたんだから仕方ないだろう。返却時間は同じなんだから予約した料金でやってくれ」と言っても、「同クラスの車がない」と応じる気配は全くありません。海外のレンタカー屋では、保険などでよく揉めますが、ここまで扱いが悪いのも初めてです。しばらくやりとりしていると、「待てば返却があるかもしれない。1時間ぐらいかかるかも」と言うので、待つことにしました。
その間にHertzのHPで検索すると、プラス40ユーロほどでミディアムクラスは予約できることが確認できました。当該スタッフはしばらく席を外し、30分ほどして戻ってきたので、その旨伝えると、「予約したクラスでニッサンを確保した」と言い、鍵を手渡されました。何ともスッキリしませんが、アウェーなので、これ以上揉めることはしません。
この時点ですでに19:30。予定より3時間ほど遅れています。何とか日が暮れる前にヴィルツブルクに着きたいです。フランクフルトからヴュルツブルクまでは大部分がアウトバーンで、気持ちよく走ることができます。

基本は片側3車線で、ご存じの通り制限速度はありません。様子見がてら真ん中の車線を130−140キロぐらいで走っていると、右側の車線を100キロぐらいで走っているトラックが追い抜きで真ん中へ出てくるため、時々追越車線に入ることになりますが、追越車線は200キロぐらいで走ってくる車がいるので、後ろに注意して車線変更する必要があります。それでも制限速度を気にせずに走れるのは気が楽です。
日の入り前にヴュルツブルクについたので、街全体が綺麗に見えるというマリエンベルク要塞に立ち寄りました。夕暮れ時、マイン川の向こうに広がる街並みがとても美しいです。


素晴らしい風景ですが、既に21時を超えているので、あまり長居はできず、ホテルに向かいチェックインしました。とりあえず荷物を部屋に入れて夕食を食べに出かけます。
受付で聞いた、マイン橋近くの街の中心部方面に向かい、いくつかのレストランで尋ねましたが、いずれもキッチンはすでに閉めていて、食べ物は出せないとのこと。困りました。

ついに非常食のアルファ米出動かと諦めかけていたところ、ケバブ屋さんが営業していました。トルコに旅行した時以外、ケバブはほとんど食べることはありませんが、そんなことを言ってる場合ではありません。チキンケバブをテイクアウトし、近所の売店でビールを買って、部屋で簡単な夕食となりました。ケバブは十分美味くお腹を満たすことができました。
明日はロマンチック街道を南下して、ローテンブルク経由ディンケルスビュールへ行きます。
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