今日はギザからカイロに移動し、エジプト考古学博物館を訪れた後、ナイル川クルーズに参加します。
ホテルの朝食は昨日同様屋上のレストランで。ピラミッドに別れを告げます。

カイロへの移動はUberを使いました。アプリで予約すると5分ほどで現れ、渋滞があってカイロのホテルまで40分ほどかかりましたが、カオスな世界に引き摺り込まれることなく、5ドルほどで快適に移動できました。間違ってもバスなどを使わない方が良いと思います。
今日のホテルは「Steigenberger」で、博物館まで300mのところにある4つ星ホテルです。
11時にも関わらずチェックインに応じてくれ、部屋に入ると、昨日までとは違う落ち着ける空間で、ほっとしました。やはりハードな地区こそ良いホテルに泊まる必要があります。
少し休んでから博物館に向かいます。ホテルを一歩出たら戦闘モードに切り替え、まずは信号のない大通りを渡ります。交通量が減った時に、地元民の斜め後ろについて行きます。

入場券は昨日のうちにネットで購入しているので、ガイドの勧誘を断りながら入場ゲートを入っていきますが、なんと3回も荷物チェックがあります。係員はほとんどモニターを見ていませんけど。
館内に入ってからもガイドの勧誘を受けました。どういう仕組みかわかりませんが、なかなかウザいです。
気を取り直して参観開始です。
1階が紀元前2-3,000年頃、2階はそれ以降でハイライトのツタンカーメンの黄金マスクがありますが、空いているので順番通り回ります。詳細はガイドブックやネットを見ていただけばわかるのでカッツアイしますが、ピラミッドからの出土品を中心に、とにかくすごい量です。

偉大な王と言われたラムセス2世の幼少期の像は、少しおどけています。

全てが大変貴重な価値ある素晴らしいものですが、これだけあるとだんだん慣れてきて刺激がなくなってしまうところ、やはりツタンカーメンの黄金マスクは別格で、美しく、惹き付けられます。残念ながら撮影禁止なので載せられませんが、しばらく見入ってしまいました。
満足して博物館を後にし、ビールを求めて少し街歩きをすることにしました。Googleマップで「ビール」を検索すると、博物館から10分ほどのところに酒屋らしきものがあります。
街中はごちゃごちゃしていてインドの雰囲気とよく似てます。

マップを見ながら進んでいくと確かに酒屋に辿り着きました。ウィスキーなどのハードリカーも置いてあります。ビールは地場モノを含め何種類かありますが、ここは無理せずハイネケンを購入。ホテルに戻る帰り道、比較的小綺麗な店で海老フリットのサンドを買ってホテルに戻り、遅めの昼食を軽く取りました。
ナイル川クルーズは17:15に迎えの予定でしたが、17時にメールをチェックすると既に到着しているとの連絡が入っていて、急いで向かいます。車に着くと日本人女性が1名乗っています。聞けば1人で旅していて、カイロの次はヨルダン、トルコを回るとのこと。逞しいものです。少し前には1ヶ月ほどヨーロッパを旅していたとのことで、ツアーの道中、旅談義で楽しい時間を過ごすことができました。
ツアーの方は、料理はまずまずですが、大音量で歌と踊りが途切れなく続き、会話もままなりません。後半、上階に室外デッキがあることを見つけて、そこで静かにナイル川の流れを眺めることができたのが良かったです。

夕暮れ時のナイル川の風景は絵になります。

2時間弱でクルーズは終わり、送迎車でホテルまで送ってもらいました。
明日は10:05のフライトでアテネに飛び、乗り換えてサントリーニ島へ行きます。
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