今日はDay48。早いもので、この旅も既に3分の2が終わったことになります。グランドキャニオンを回っていたのがはるか遠い昔のように感じられます。
本日はベルンからチューリッヒに移動します。ベルンを発つ前に大聖堂の内部を見学に行きました。白い大理石の壁に、美しいステンドグラスと大きなパイプオルガンが映えます。

車に乗り、ベルン全体が見渡せるバラ園の丘にも立ち寄りました。赤茶色で統一された屋根に、大聖堂の尖塔がそびえ、とても素敵な景色です。

既に6日間洗濯できていないので、そろそろ洗濯しないと着るものに困ります。旅行前にさとみんが指摘したように、長旅なので、洗濯は重要なイベントです。ところが、スイスにはコインランドリーというものがほとんどありません。このエリアを旅するセレブ達は、ホテルのランドリーサービスを利用するのでしょう。Googleマップでドイツ語で検索すると、ホテルから車で7分ぐらいのところにありそうなので行ってみることにしました。
コインランドリーにはキャッシュが必要ですが、スイスに来てから全てカード決済で、フランのキャッシュの持ち合わせは無く、まずは銀行を探してATMでキャッシュを引き出すところから始まります。続いて車に乗ってコインランドリーを目指しますが、曇りのせいかモバイル通信のつながりが悪く、ルートが特定できません。時々繋がる情報を頼りに、何とか目的地にたどり着くと、こじんまりとしたコインランドリーがありました。コインに両替するために近くの売店に行くと「最近たくさん来るんだよね」と言われるので、「他に無いんだよ」と教えてあげました。
洗濯までは終わりましたが、迷って時間を使ってしまったので、レンタカーの返却時間に間に合わせるため、乾燥している時間はありません。さとみんがチューリッヒにも2件ほどコインランドリーがあることを調べてくれたので、とりあえずチューリッヒに向かうことにしました。
途中渋滞があり、10分ほど遅れましたが、レンタカーは追加料金なく無事返却できました。スイスでの走行距離は626キロでした。
ホテルにチェックインして、まずはコインランドリーに向かいます。路面電車で7駅先まで行かなければなりませんが、他に選択肢がないので仕方ありません。無事コインランドリーが見つかり乾燥までできましたが、かかった費用は、洗濯6フラン、乾燥27分9フランの計15フランで約2,700円、プラス路面電車代。やっぱりスイスはお金がかかります。
一旦部屋に戻って洗濯物を置き、市内散策に出かけます。ホテルがあるリマト川西岸のニーダードルフ通りを歩きますが、結構な人出です。

グロース・ミュンスターとフラウ・ミュンスターが見える場所まで来ました。夕暮れ時のミュンスター橋周辺から眺める風景はとても素敵で絵になります。




風景を満喫し、ホテルへの帰り道にレストラン「Johanniter」に入りました。ここで食べてみたかったスイス料理「Geschnetzeltes」を注文。薄切りの牛肉をマッシュルームソースでソテーしたもので、ハッシュドポテトの「Rosti」が付きます。ビールによく合う料理で美味しくいただきました。

明日もチューリッヒ市内散策です。
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