アラ還夫婦の世界一周〜絶景とB級グルメの旅〜Day47

スイス

今日はツェルマットから世界遺産の街ベルンへ車で移動します。

ツェルマットを出発する前に、一縷の望みをかけて、街外れにあるマッターホルンのビューポイント、通称「日本人橋」に行って30分ほど粘りましたが、残念ながらマッターホルンは顔を見せてくれませんでした。「またおいで!」ということかもしれません。

電車に乗ってTaschに戻り、駐車しておいたレンタカーでベルンを目指します。

最短コースは、往路で使ったカートレインを利用するルートですが、違う道を通ってみたかったので、ハイウェイ9号線で西に迂回するルートを選びました。

途中、大きな湖が出てきたので確認してみると、レマン湖です。折角なので立ち寄ることにしました。COOPでサンドイッチとオレンジジュースを買い、湖畔のベンチで昼食です。思いがけず、美しい風景を眺めながらの素敵な昼食タイムを過ごすことができました。

再び車に乗ってベルンに向かいます。だんだん雪山もなくなり、車窓からは畑の風景が広がります。

ベルンに到着しました。古い建物が多いですが、ポルトガルやスペインの旧市街とは違って、規則正しく区画された統一感のある街並みの印象です。ホテルにチェックインして早速散策開始です。

まずは先ほど車で通った駅前の様子が面白かったので、行ってみます。

帰宅時間に入っているのか、路面電車が行き交い、多くの人がいます。

旧市街方面に戻り、「連邦議事堂」を見に行きます。小規模ですが、前の広場でリズミカルに噴水が上がり和みます。

ベルン大聖堂に到着しました。1421年に着工し、1893年に完成したというこの教会は、100メートルの高さの尖塔と繊細なファサードが印象的です。残念ながら入場時間を過ぎていたため、明日また来ます。

教会の裏手にはアーレ川が流れ、美しい街並みが広がっていました。公園で市民がゲームをしたりビールを飲んだりと、ゆったりとした時間が流れて素敵でした。

その後、アインシュタインの家を見て、毎時56分に仕掛け時計が動くという時計塔を見に行きました。沢山の人が集まっていましたが、18:56のは「世界○大ガッカリ」にエントリーできるぐらい、あっさりしたものでした。(11:56が一番長いようです)

日が暮れ始めると、沢山の人が露店のテーブルでビールやワインを飲んでいます。レストラン本体が見当たらないところもあって、飲み物をどこから運んでいるか気になって良く見てみると、地下に続く穴蔵のようなところを店員が出入りしてます。ケラーと呼ばれる地下の貯蔵庫の入り口が一定の間隔であり、そこの一部がレストランになっているようです。地上の風景にも見惚れてしまいますが、地下にもこんな仕組みがあったとは。

我々の夕食も「Kloetzlikeller」という地下レストランにしました。露天のテーブルもありますが、地下の方もセンス良くてイイ感じです。

Rostiとミックスサラダ、ビールを注文。スイスの国民食Rostiをようやく食べましたが、ビールとの相性が抜群。サラダも新鮮でドレッシングが美味しいです。物価が高いのでB級にはなりませんが、スイスは今のところ何を食べても美味しく、グルメな国だと思います。

夕食後、再び大聖堂を見に行きました。21時半を過ぎてもまだ少し明るいですが、ライトアップされた大聖堂は一段と綺麗です。

明日はチューリッヒへ移動します。

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