中南米202512 Day13

アルゼンチン

今日は、今回の旅のハイライトの一つ「イグアスの滝」へ行きます。

ブエノスアイレスから1泊2日の日程で、マチュピチュ編でも書いたように、南米は預け荷物料金が高いので、手荷物1人1つずつにまとめて、スーツケースはホテルに預けて出発です。

ブエノスアイレスからイグアスへのフライトは、ホテルから近いホルヘ・ニューベリー空港発の便を予約していましたが、Trip.com(航空会社)より、遠方のエセイサ国際空港に変更になったと一方的に通知があり、他に適当な選択肢は無いため受け入れざるを得ませんでしたが、品川に居て、羽田から成田に変更になったようなもので、時間もカネも余分にかかります。

愚痴っぽい前置きはこのぐらいにして、朝4:20に起床、5:00にUberを呼んでホテルを出発しました。エセイサ空港まで結構距離がありますが、早朝で渋滞は無いため40分ほどで到着しました。今日のフライトはLCCです。チェックインカウンターへ行くと、オジサンが大きめの手荷物をサイズ確認用の箱に必死に押し込んでいて、それを冷ややかに見ている係員の姿がありました。

我々は無事チェックインを完了。JA3148便は定刻通り飛び、9:30にイグアスの滝空港に着きました。バスだと一旦プエルト・イグアスの街まで出て、バスを乗り換えて滝へ行く必要があり、時間がかかることから、タクシーで直接滝へ行くことにしました。Baggage Claimを出たところにタクシーの案内所があり、支払いは運転手へ直接行いますが、価格は店舗の掲示通り25,000リラ(約2,800円)でカードも使えて明朗会計です。30分ほどでイグアスの滝のゲートに到着しました。ネットにはいろんな書き込みがありましたが、効率的に回るならタクシーが良いと思います。

不要な荷物は入り口に向かって左側にある南京錠のロッカーに預けて、本降りの雨なのでビニールポンチョを購入して出発です。

まずはトロッコ電車に乗って、一番奥の「悪魔の喉笛」を目指します。終点の駅で降りて、川の上の桟橋を10分ほど歩いて展望テラスに到着すると、いきなり風景が変わります。

写真では十分伝えられませんがすごい迫力です。大量の水の落下により発生する飛沫のために、深い滝壺まで見通せません。4月にナイアガラの滝を見ましたが、迫力、規模の点では遥かに上回ります。

それほど混んでいないので、いつまでも滝を眺めていたいところですが、本降りの雨と水流が起こす風で、雨粒が横から吹きつけてかなり厳しい状況で、5分ほどで退散です。

一旦トロッコ電車の乗り場に戻り、乗車して中間駅まで移動しました。ここからUpper TrailとLower Trailの2つのトレイルコースに出発できます。まずはUpper Trainを歩いてみることにしました。良く整備されたコースですが、雨でスリップしやすいため注意深く進みます。

滝の大きさが良くわかります。

滝が落下する様子を間近で見られます。

Upper Trailが終わり、駅近くのショップでサンドイッチとコーヒーの昼食をとります。猿などにいたずらされないよう、人間の方が金網の中に入って食事をします。

食事を終えてLower Trailに出発します。本降りの雨が続いていますが、せっかくここまで滝を見にきたので歩きます。

Lower Trailは滝の上から下までを見ることができ、落差を実感できます。

山の中なのに、なぜか私の大好物の灯台があります。

きれいな2本の滝。

Lower Trailが終わり、中間駅からゲートの始発駅まで戻ります。

もともとはここから出発する、滝壺に突入するボートツアーに参加するつもりでしたが、この悪天候では楽しめないだろうと既に見送りを決めていましたが、ツアー会社も無理だと判断したのか、すでに店じまいしていました。

あいにくの天気でしたが、滝の絶景と、凄まじい迫力を体感することができ、遠路はるばるここまで来た価値がありました。

プエルト・イグアスの街までバスで30分ほどで移動して、本日の宿「Hotel Saint George」にチェックインします。イグアス観光の起点になるバス乗り場の目の前にあり、とても便利です。

シャワーを浴びてから夕食に出かけます。今日は普通のステーキが食べたいと思い、ホテルから歩いて2分ほどの「Aqva Restaurante」に行き、テンダーロインステーキとシーザーサラダ、ビールとマルベックを注文。肉は柔らかくてしっかり旨みがあり、無茶苦茶美味いです!値段も比較的リーズナブルで本日も大満足。

明日もブラジル側からイグアスの滝を見ますので、疲れを溜めないように早々に宿に戻り、就寝しました。

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