アラ還夫婦の世界一周〜絶景とB級グルメの旅〜Day66

ベルギー・ルクセンブルク

今日も一日ブリュッセル観光です。

朝食は地場のコーヒーチェーン店「EXKI」で、コーヒーとパンの激安4€のモーニングセットを食べました。パンが美味いです。

まずは「芸術の丘」に行きます。

丘の上からはきれいに植えられた花と遠くに見えるグラン・ブラスの塔の眺めが美しいです。

そのまま西へ歩き王宮の前を通ります。王宮の一般公開は7月に入ってからなので、外見だけの見学になりますが、なかなか壮大な建物です。

そのまま更に西へ進みEU本部へやってきました。

ブラッセルにEU本部が置かれた理由は、フランスやドイツなどの大国に置くと、その国の意向に引っ張られやすいこと、ベルギーが地理的にEU諸国からのアクセスが良いこと、ご飯が美味いことなどのようです。(最後のはホントかどうか知らんけど)

EU本部の周辺には一般客でも入れる見所として、EU議会が開かれる「HEMICYCLE」やヨーロッパ・EUの歴史館「House of European History」などがありますが、前者は予約が必要とのことで、ネットで16時の予約をし、後ほど来ることにして、歴史館を見学しました。

紀元前から現在までの歴史的イベントや、前身を含めたEU発展の経緯が良く分かります。多様な民族がほぼ地続きで隣り合わせにあることから、熾烈な争いが絶えない歴史であったことを改めて認識し、現在のEU体制における平和で国境を感じさせない奇跡的な世界は、先人たちや今を支える人達の、大変な努力と果敢な決断によって成り立っていることがよく判りました。

昼食をとり一旦部屋に戻って休んでから、Uberを使ってEU本部へ戻り、「HEMICYCLE」を見学しました。

扇形の会議場がとてもカッコ良いです。

ここでEU27カ国の代表が、この常設会場で地域の問題や課題についてコミュニケーション良く議論して、解決や妥協点を見出していることが、EUの安定に寄与しているのでしょう。やはりコミュニケーションが重要で、アジアも見習わなければなりません。

EU本部を満喫し、さらに西へ進んでサンカントネール公園までやってきました。広大な公園を歩いていくと、「Triumphal Arch」が見えてきます。巨大な門で威厳があります。

夕食のために市の中心部に向かって戻ります。

ちょうど帰宅時間のようで、道は車でかなりの渋滞。面白いのは自転車で帰宅している(と思われる)人がとても多いことです。自転車道もきちんと整備されているので、日本の環八のような、いい加減な自転車走行エリアを命懸けで走らなければならないのとは違い、快適そうです。

今日の夕食はベルギー料理にしようということで、コロッケとビーフシチュー、ビールにしました。エビコロッケが食べたかったのですが、入った店は「今日は無い」とのことで、豚肉のコロッケにしました。メンチカツのようで普通に美味いのですが、おそらく内臓系の肉も入っているのか、少し臭みがあったりして、正直、日本のメンチの方が美味いと思いました。ビーフシチューはビールで煮込んであり、肉はホロホロで美味かったです。

最後に、昨晩撮ったグラン・ブラスの夜景を載せます。昼の風景も迫力があって良いですが、夜もとても美しいです。

明日は途中オランダを通りながら、ドイツのケルンまで行きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました