今日はコルドバからセビーリャへレンタカーで移動です。
9時にコルドバ駅のHearzで予約していて、営業開始は9時なので、どうせ時間通りには開かないだろうと思って9:10頃に行くと、案の定、誰もいなくて鍵が掛かっています。。。10分ほどしておばさんがやってきました。
手続きは比較的スムーズで、10分ほどで終了。鍵を渡され、指示された駅前の駐車場に向かいます。5分ほど歩いて我々の車を発見。白色のルノーのSUVでまだ新しいです。
大きなモニターがあり、Googleマップが使えるようで、苦労しながらも言語を日本語に設定し、行き先を入れ音楽をかけてスタートです。アメリカの運転で右側通行にはかなり慣れましたが、交通文化が違うと思うので、慎重にスタートです。コルドバ市内を少し走り、すぐにハイウェイE5に入ることができました。セビーリャまで約130キロです。
走り始めたばかりなので、語るには早いですが、スペインのハイウェイは快適です。車は少なく、直線やカーブの感じは東名高速と同じような感じで、制限速度120キロでほぼオートクルーズで走れます。有料区間のところもあるようですが、ほとんどが無料で、今日のルートも無料でした。

途中、走行車線を間違えてルートを外れ、かなり大回りしてしまいましたが、小麦畑とオリーブ畑が見渡す限り続く風景は雄大で、アメリカの荒野が続く風景とは違って、また楽しいものです。
途中、水を買おうと思って、途中の街に寄りました。日曜日だからなのか、どこのスーパーも休みで、ようやく見つけた小さなスーパーに入ると、地元のおばさん達が「Hola!」と次々に声をかけてくれて、人懐っこい穏やかな雰囲気です。
セビーリャに到着。最初に「メトロポールパラソル」という近代的なオブジェに行きます。少し離れているので、レンタカーのまま行くことにしたら、駐車場探しに一苦労。見つけて入った公営駐車場は地下6階まで降りてることになりましたが、車幅ギリギリで、慣れるまで階と階の間で曲がるたびに切り返すような通路でした。
何とか駐車することが出来、メトロポールパラソルを見にいきます。

鉄骨造りの巨大なオブジェです。石造りの古い街並みのセビーリャで、新しい発展のシンボル的な意味合いがあるのでしょうか。数百年後にそんな存在になっているかもしれません。
クロワッサンサンドとコーヒーの昼食を食べて、街歩きをしていると、さとみんが「少し疲れた」というので、ホテルに行くことにしました。旅の疲れとコルドバで少し冷えたようです。
ホテルまでは車で10分ほどですが、駐車場出口で料金支払いに戸惑い、ホテル探しに戸惑い(宿泊ホテルのチェックインは隣のホテルの受付での対応でした。知らんがな)、駐車場に入る際に、変なおじさんに誘導されて混乱したりと、チェックインまでも一苦労でした。
なんとかチェックインして部屋に落ち着いたところで、さとみんが「頭が痛い」というので、熱を測るとなんと38度。すぐに風邪薬を飲んで休んでもらいました。
さとみんが少し落ち着いたので、1人で散策に出かけました。偶々ですが、セビーリャは今日が「春祭り」最終日のようで、フラメンコのような衣装を着た女性と正装した男性を沢山見かけます。街の東南の会場まで徒歩20分ぐらいということなので、行ってみることにしました。
途中、スペイン広場があるので立ち寄ります。スターウォーズ「エピソード2」のロケ地になったところで、広大な広場を城壁のように石造りの建築物が囲んでおり、とても絵になります。なかなか写真では迫力が伝えられないので残念です。

広場を後にし、春祭り会場にやってきました。1000以上のブースが設置されて、6日間にわたり、それぞれの招待客をもてなし、酒を飲んで踊るようです。最終日で花火も上がるとのことでしたが、行った時間が19時頃と中途半端だったのか、ガラガラのブースも多く、中で踊ったりしているのはわずかでした。それでもこれだけの規模で、正装した老弱男女が気合を入れて集まるのはとても素敵だと思いました。

電動キックボードでやってくる強者も(笑)

部屋に戻ると、幸いさとみんの熱は少し収まっていました。でもとても外食できる状況ではないので、今日の夕食は、さとみんがアマノフーズのフリーズドライ雑炊、私はホテル下でテイクアウトしたミックスシーフードフライとビールです。
体調を崩した時には寝るのが一番。さとみんにはとにかく休んでもらって、早く回復することを祈るばかりです。目玉だった大聖堂はまだ見ていませんし、明日はロンダ、ミハスを経由してフエンヒロラに行く予定でしたが、体調次第で調整予定です。
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