今日はコルドバ観光です。
朝8時にアラームをかけましたが、眠くて特に時間を気にする予定もないので、結局9時ごろに起床。疲れが溜っているというより、夜9時を過ぎても明るいため、食事時間も就寝も遅くなり、全体に生活ペースが後ろ倒しになりがちです。
コルドバに関するホテルや列車を予約する際、他のエリアに比べて割高で疑問に思っていましたが、現地に到着して分かりました。予定していませんでしたが、5月のこの時期のコルドバは、年に1回の「パティオ祭り」が開催されていて、50を超える一般邸宅のパティオ(中庭)が花に飾られて一般に公開される期間でした。
パティオ公開は11時から14時、18時から22時なので、パティオ巡りの前に、まずは定番のスポットの観光です。
最初はメスキータです。

モスクとして建設され、拡張して25,000人が収容できる規模となり、その後、支配者がキリスト教徒に変わりました。そのような経緯から、現在ある絵画などの装飾品はキリスト教関係のものですが、カテドラルとは違う不思議な雰囲気があります。

メスキータを出て南に向かうと「ローマ橋」があり、その前にあるインフォメーションセンターで、パティオ祭りの地図をもらい、ベーグルとコーヒーのブランチを取りました。美味しくて値段も手頃なので、おすすめです。

「ローマ橋」とその南端に「カラオーラの塔」があります。ご覧の通りともに立派な造りで風格があります。この旅行中で何本も橋を見てきていますが、やはり河と橋は、文化を育てる重要な要素なんですね。

定番の観光スポットを終えたら、次はパティオ巡りです。
今年は52邸がエントリーしていて、参観は全て無料です。(チップは気持ち次第)

昨年全てのパティオを回られたというブログをさとみんが見つけてきて、参考にさせていただきました。このイベントは例えるなら日本の「ねぶた祭り」のようなもので、多くの観光客がこの時期コルドバに集まるようで、どこのパティオも長い行列です。1つのパティオで15分から50分ほど待ち、観覧時間は5分程度でした。途中、ビールとシェスタ休憩を入れながら、計6箇所のパティオを拝見させて頂きましたが、手入れにどれだけ手間がかかるんだろうと心配するほど、花が咲き誇る素晴らしいパティオです。ローカルはよくわかっているようで、やはり長い列のパティオほど見応えがありました。

夕食は結局21時ごろになり、今日はトマトベースの冷製スープ、イカのフリット(またかい!)、エビの煎餅(のようなもの)、ポークの煮込みのタパスを注文し、ビールで乾杯です。
今日はiPhoneの写真が花畑のようになってて整理が大変です。
明日はレンタカーをピックして、セビーリャへ向かいます。
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