今日は盛岡から東に走って太平洋に出て、震災の遺構、伝承施設を見ながら三陸海岸を仙台まで移動します。
私は大震災の時には海外に居て、その後も2021年まで海外に居続けたこともあり、心のどこかで震災に対する意識が人より希薄なのではないかという思いがあり、一度きちんと見てみたいと思っていました。
盛岡と宮古をつなぐ106号線と宮古から仙台をつなぐ45号線(復興道路)は、トンネルが多いですが、大変良く整備された道路でとても走りやすいです。しかも仙台の手前まで無料です。
まず「浄土ヶ浜」へ行きました。「御台場展望台」からは美しい海と奇岩が一望できます。

海水浴場では多くの家族連れが楽しんでいます。
浄土ヶ浜から少し北へ上がり田老地区に行きます。新しく高い防潮堤のすぐそばに、津波遺構の「たろう観光ホテル」がありました。震災の時、高さ17mの津波が押し寄せ、4階まで浸水したいいます。


南へ向かいます。
昔、朝ドラ「あまちゃん」に少しハマり、若干「鉄分」が強めの私としては、是非とも三陸鉄道を見ておきたかったので、時刻表を確認して、大槌町駅でタイミングが合いそうなので向かいました。この辺りも震災で大きな被害を受けていますが、可愛い駅舎が建っています。
時刻表通りに電車がやってきました。

元気の良い高校生が電車に乗り込んでいきます。
再び南下し、陸前高田の「東日本大震災津波伝承館」を訪れます。
「奇跡の一本松」。残念ながら震災の1年後に壊死してしまい、今はモニュメントとして残されていますが、その姿は凛としています。

伝承館を参観し、震災の恐ろしさとともに、避難訓練などの日ごろの準備の大切さ、状況判断の重要性などを改めて認識しました。
伝承館をじっくり参観したので、仙台到着は19時になってしまいました。今日は七夕最終日なので、急がないと撤収が始まってしまいます。ホテルに荷物を置いて、すぐに祭りが開催されているアーケード商店街に向かいます。
行儀悪いですが、途中のコンビニでビールを買って、飲みながらたくさんの七夕飾りを愛でます。

すでに金賞、銀賞などの表彰作品も決まっていて、確かに上位賞の作品は素敵で、多くの観光客が撮影しています。

七夕飾りを堪能できました。空腹をがまんしていたので、仙台と言えば牛タン!牛タン定食と生ビールで一日を〆ました。
(美味しそうに撮れてなくてスイマセン)

明日は松島を観光してから帰路につきます。
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