今日はリマからクスコへ移動して観光です。
中南米の航空会社の安チケットは、フライトの預け荷物の料金がオプションで高いことから、10キロまでの手荷物だけで行くことにしたので、着替えなどを手荷物に入れてパッキングします。
スーツケースは、空港の荷物預かりを使うと料金は1日1個96ソルで、2つを3日間預かってもらうと3万円以上かかります。クスコからリマに戻った時のリマでの乗り継ぎ時間が5時間以上あることから、ホテルに預かってもらうことにしました。こうやって出来るところは地道に節約します。
空港まではUberでスムーズに移動。12:35発LA2120は定刻通り飛びました。
クスコに到着。ホテルの無料シャトルでホテルまで送ってもらいます。手荷物のみなので、移動も楽です。
空港から市街地までの街並みは、建物は赤煉瓦剥き出しで、建築中か廃墟なのかよく分からない建物も多くあり、なかなかのカオス状態です。
宿泊する「Soneta Hotel Cusco」に到着。トーン暗めで山岳ホテルのような雰囲気ですが、清潔で快適なホテルでした。荷物を置いて早速市内観光へ出かけます。
高度3,400mなので、高山病に気をつけて、深呼吸をしながらゆっくり歩きますが、すぐに体がだるく眠くなってきました。あくびをしながら10分ほど歩き、コリカンチャ(大洋神殿)に到着しました。

ここはインカ時代の石積みの上に、スペイン人が造ったサント・ドミンゴ教会が建ってます。石積みの精巧さがすごいです。合わせ目がカッターで切ったかのように隙間がありません。工作機械がないインカの時代に、どれほどの手間をかけて石を削ったのでしょうか。

教会は内部撮影禁止のため写真を掲載できませんが、インカ文明の影響が残る、普通の教会とは少し趣の異なる教会でした。テラスからクスコの街並みがきれいに見えます。

コリンカンチャからゆるい坂道を10分ほど歩き、アルマス広場につきました。広場の脇にはクスコ大聖堂がそびえています。

そこからインカ時代の遺跡「サクサイワマン」までは、更に1キロ。急な坂道を登っていかなければなりません。すでに体はかなり重くなっていましたが、せっかくの機会なので行ってみることにします。
細い坂道を50mほど歩いては休憩しながら上っていきます。かなりしんどいです。行きはUberを使えば良かったです。

登っていくと、クスコの美しい街並みが展望できました。

写真撮影用のアルパカを連れたおばさんがいます。

30分以上かかってようやく「サクサイワマン」入り口に到着。すでに開場時間は過ぎているため入れませんでしたが、入り口からインカ時代の石垣が眺められました。

帰りは下りなので、行きよりも少し楽ですが、頭も少しぼやけているので気をつけて下りていきます。再びアルマス広場付近まで戻り、「12角の石」を見てから土産物屋「Altesa Asuna」へ。アルパカ製品が所狭しと並んでいます。ペルー的な派手な柄のものが多いですが、日本でも使えそうな地味目のストールとアルパカ人形の置物を買いました。

買い物が終わり、ホテル近くのレストランへ向かいますが、さとみんの元気がありません。だるさに加えて頭痛も出てきたようです。レストランに入りましたが、「何も要らない」と大好きなビールも飲みません。これは危険信号です。私が頼んだグリルチキンの付け合わせの野菜を少しだけつまみ、高山病に効くというコカ茶を飲みます。

早々にホテルへ戻りシャワーを浴びてすぐに寝ました。明日からこの旅行のハイライトである「マチュピチュ遺跡」観光なので、とにかく身体を休めて、さとみんの回復を祈ります。


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