今日は念願のアクロポリスに行きます。
朝8時オープンですが、早い方がツアー客がいなくて良いとのことなので6:20に起床、部屋で軽い食事をとって7:30に出発しました。２つあるゲートのうち、入場者が少ないと言われる南東に向かいます。7:45に到着した時はまだ50名ほどしかいませんでしたが、待っている間にどんどん列は伸びました。
ゲートオープンとともに丘の上のパルテノン神殿を目指します。
そうそう、この風景を見たかったんです！！威風堂々、アテネの青い空にそびえ立っています。
パルテノン神殿向かいには、6人の女性の柱が美しいエレクティオンがあります。
丘の上から眺めるアテネの街並みも素晴らしい。
丘の上を満喫して、先ほど素通りした、ギリシャ最古の劇場ディオニューソスへ。
アクロポリスの地図には沢山の見所が記載してありますが、上物はなくて土台だけになっているものも多く、丘の下のスロープは立ち入り禁止になっているため、見るものはそれほど多くありません。
1時間半ほど散策して、新アクロポリス美術館へ入りました。こちらは出土品などが展示されています。パルテノン神殿の屋根の軒下にあった彫刻の再現や、エレクティオンの女性の柱の実物など、興味深いものがあります。
美術館を出て小腹が空いたので、ギリシャの伝統料理スプラキを食べに「オコスタス」へ行きました。スプラキは肉の串焼きをピタというパンに挟んだもので、ビーフ€3.8、ポーク€3.5を頼みましたが、トマトやヨーグルトのなどの具材との相性が良く、無茶苦茶美味いです。これぞB級グルメの真髄です。
朝早かったので、部屋に戻ってシエスタしてから、再び出動です。
「ゼウス神殿」を目指します。「ゼウス」・・・ギリシャ神話の最高神のネーミングに惹かれます。行ってみると、修復工事真っ最中で、足場に覆われてます。これで入場料€20はもったいないので、外から写真だけ撮って後にします。
次にオリンピックスタジアムに向かいます。石造りの広大なスタジアムが堂々としています。
スタジアムの帰りに「アテネ国立公園」を通りました。緑が一杯で気持ちよく散歩できます。
公園を出たのが18時少し前で、すぐ近くの「無名戦士の墓」の前で、毎時正時に衛兵の交代式が行われるので、見に行きました。
背が高く、凛々しい衛兵が、真剣な表情で交代します。このように先人の貢献を尊び、国を守る意識を持つというのは重要だと思います。（私は決して右よりではないですが、海外を旅すると、日本人はそのような意識が低い国だと感じます）
明日から海無し国のスイスに入りますので、今日の夕食は海鮮三昧にしました。
宿から徒歩3分の「To Triantafyllo」でエビの素揚げ、イワシのフィレのグリル、イカのグリルを注文。新鮮で味付けもあっさりして素材の味が生きていて、とても美味しいです！
写真は既にエビとイワシを少し摘んだ後ですが、これにビールと白ワイン500ccで€39と価格もリーズナブルです。
ギリシャは街は綺麗で落ち着いていて、食事も美味しく、良い意味で想像と違い、とても良い国でした。宿泊した「Ethereal Athens」は観光に便利で、清潔で広さも十分あり、おすすめです。
明日はスイス/チューリヒまで飛び、レンタカーを借りてユングフラウの麓、グリンデルワルドまで移動します。
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