アラ還夫婦の世界一周〜絶景とB級グルメの旅〜Day20

スペイン

Day20は移動日で、リスボンからマドリードに飛び、列車でアンダルシア地方のコルドバまで移動です。

リスボンは、空港まで車で20分程度と非常に近いですが、慌てないようフライトの3時間前にホテルを出ました。Uberで呼ぶと、すぐに宿の下まで来てくれました。便利な世の中になりましたね。空港までは14ユーロです。

リスボン10:20発マドリード行きTP1012便のビジネスクラスは、エコノミー座席3席の真ん中を使わないだけの設定ですが、1時間ちょっとのフライトなので問題ありません。

マドリード空港には定刻より45分ほど遅れて到着しましたが、イミグレは無く(と思います)、預け荷物もすぐに出てきたました。アトーチャ駅発コルドバ行きのrenfe(スペイン鉄道)に乗るので、空港からアトーチャ駅までもrenfeで移動します。

到着はターミナル1で、列車はターミナル4から出るので、まずはターミナル間を巡回するライトグリーン色のシャトルバスに乗ります。ターミナル1、2、3は近いですが、4までは結構走ります。

ターミナル4の地下1階に列車の駅があります。自動券売機で切符を買おうとしましたが、切符の種類が多すぎてよく分からないので断念。窓口に行き切符を買いたい旨伝えると、「アトーチャ発コルドバ行きのチケットを持っているなら、ここからもそれで行けるよ」と親切に教えてくれました。たぶん新幹線の「東京都区内」と同じような扱いなんですね。

チケットのQRコードをかざして無事改札を通過でき、列車に乗り、途中で一度乗り換えてアトーチャ駅へ到着しましたが、今度はコルドバ行きへの乗り換えがよく分かりません。駅員に尋ねると、英語は苦手のようで、一度改札を出て、その先上がってから左へ曲がれとジェスチャーで言ってます。

一度改札を出るというのが若干不安でしたが、確かにその通り行くと、長距離路線の発着ターミナルに着きました。入り口で空港のような荷物チェックを受けてから待合室に入ります。

列車のホームはあらかじめ決まっているわけではないようで、発車10分ほど前にアナウンスされ、ゲートが開きます。我々の列車は発車時刻が過ぎてもアナウンスされず、後続の便がどんどん出発していくので、またまた不安になりましたが、25分遅れで発車となりました。

車内は新幹線と同じくらいの静寂性と居住空間があるので快適なはずですが、後の方に入ったために荷物を置くスペースが無く、結局足元にスーツケースを置いて2時間乗っていきました。

コルドバ駅に着き、宿までは徒歩20分あるので、Uberで行く予定でした。が、Uberを開くと「サービス対象外エリアです」との表示が・・・ガーン、そんな。。。なぜかタクシーを使うという発想が浮かばず、「今日は運動不足だし」と思って歩くことにしました。さとみんが無口になってついてきます。一部石畳もありましたが、路面が比較的滑らかだったので酷いことにはならず、無事宿に着くことができました。

既に19時をまわっていますので、すぐに出かけて、宿の近くを少し散策し、夕食をとることにしました。コルドバの旧市街は狭い路地が入り組んで、小洒落た店があって良い雰囲気です。

夕食はハズレてしましました。

今日も第一希望の店にフラれたので、行きしなに見かけた海鮮フライ盛り合わせの写真がある店に入りました。フライとパエリアを頼んで料理はまあまあでしたが、会計の時にウェイターから「この番号札でレジで精算するように」言われ、その通りオーナーと思われる男性に札を渡すと、明細を見せることなく、カード読み取り機に想定の倍近い価格が入力されて出てきました。

私が明細を見せるよう要求すると、少し慌てた様子で明細が渡され、注文していないパスタやサラダなどが載ってます。クレームすると、すぐに金額が修正されましたが、ウェイターに確認することもなく、謝罪もありません。大体シニア夫婦が頼む量ではありません。やり取りから、観光客をターゲットにして騙そうとしていたと確信しています。こうなると味云々ではなく、非常に不快で楽しくありません。

(このように場所も良い所でしたが・・・)

ただ、旅をしているとこのようなことには時々遭遇するので、教訓として今後も気をつけていこうということで気分を切り替えました。

明日はコルドバ市内観光です。

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