Day4はベンチュラからロサンゼルス空港経由カンクンまでの移動日です。
6時に起きて、ホテルで軽い朝食をとり7時過ぎに出発しました。
レンタカーで東に向かうため朝日が眩しいので、車のバイザーを下ろすと、根元が外れて目の前でぶらぶらとぶら下がっています。ハイウェイ上で修理する余裕はなく、しばらく片手でバイザーを持って走り、途中の出口を出て、とりあえず固定して再出発です。日本のレンタカーでは、こんなことはまずないですよねえ。

レンタカーセンターは2日前に歩いて場所を確認しているので、迷うことなく到着。車両チェックもスタッフが車の周りを1周するだけで、細かいチェックもなく30秒足らずで終了。ヨーロッパとは大違いです。レンタカーシャトルバスに乗りロサンゼルス空港ターミナル6へ行き、2Fのアラスカ航空でチェックイン。AS1323便は定刻通り11時過ぎに出発し、18時半ごろカンクン空港へ着きました。
空港からホテルまでは、ベルトラで「Mexico Travel Solutions社」の空港シャトルを頼んであります。ターミナルビルの出口でスタッフはすぐ見つかりました。混載のため他のお客さんが来るまで15分ほど待ちましたが、ホテルシャトルの3分の1ぐらいの値段で済むので、これぐらいは我慢です。
途中、他の2つのホテルに立ち寄り、30分弱で宿泊ホテルの「Westin Lagunamar」へ到着です。
スムーズにチェックインを終えて荷物を部屋に入れ、夕食へ出かけます。あらかじめ目星をつけていたホテルから徒歩約7分の「El Fish Fritanga」という店に行きました。少し時間が遅いので、軽めにイカのリング揚げ、チキンシーザーサラダとビールを注文。するとトルティーヤチップスが舟盛りで出てきました。

何かの間違いと思ったら無料のお通しのようで、後日入ったレストランでも同様に出て来たので、この界隈の習慣なのでしょう。いずれも味はまずまずで、メキシコ最初の料理は無事終えました。
帰りにセブンイレブンに寄ってビールを買おうとすると鍵がかかっていて、張り紙にアルコール類の販売は夜9時までと書いてあります。「まじか⁉︎」仕方なく、向かいにあったコンビニに入ってみると、同様の張り紙がありますがカギはかかっていません。ダメもとで買えないか聞いてみると、躊躇なくOKとのこと。ビール難民を逃れることができました。
Day5とDay6は、夕食に徒歩圏のレストランへ出かける以外は、基本的にホテルのプールとビーチでのんびり過ごしてあまり変化がないため、カンクンの特徴をまとめて書きます。
まず、海とビーチが無茶苦茶きれいで、気候がとても良いです。

さすが世界的なビーチリゾートだけあって、海とビーチの美しさは素晴らしいです。私はビーチリゾートが好きで、ハワイ4島、モルディブ、ニューカレドニア、オーストラリア、アジアのリゾートなどに加え、今年はアマルフィやエーゲ海なども見て来ましたが、ここはトップクラスといえます。ホテルのプールから直接アクセスできる白い(真っ白ではないです)砂浜が30mぐらいあり、そこから胸ぐらいまでの深さのエメラルドグリーンの海が広がり、沖合にいくにつれて青みが増していきます。

日中の気温は28度ぐらいで、ビーチなど陽よけがなくて日差しが直接当たると暑く感じられますが、水に入れば冷やされて丁度よく、日陰に入れば涼しくて、汗をかくこともなく快適です。

治安に関しては、ホテルエリアしか動いていませんが、ホテルの外を歩いていても、特段気になるようなことはありませんでした。(もちろん油断は禁物ですが)

一方でネックなのは物価です。
ダウンタウンへ行けば安くなるようですが、ホテルエリアはホテルの外のレストランへ行ってもリゾートプライスになっていて高いです。

ビールは80ペソ(約700円)ぐらいで比較的リーズナブルですが、ワインは高く、ハウスワインで1杯約180ペソぐらいです。シーフードや肉類はざっくり日本の2倍ぐらいの感覚でしょうか。もちろんホテルのレストランは更に高くなります。円安のせいもありますが、これだけ物価が高いと少し萎えてしまいます。もっとも、メジャーな旅行者であるアメリカ人にとっては、フロリダなどに比べればホテル代も含めてリーズナブルなのでしょう。

物価のことはありますが、今回の旅行の希望であった「ビーチリゾート満喫」は叶えられて満足です。明日の午前中までのんびり過ごし、午後はリマへ移動し、いよいよ南米編がスタートします。



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