アラ還夫婦の世界一周〜絶景とB級グルメの旅〜Day53

イタリア

今日は車でポンペイへ行きます。

ポンペイ・・・1700年前にヴェスヴィオ火山の噴火により一瞬で灰に埋もれた街として、小中学生時代の読み物でたびたび見ていたせいか、頭にしっかり残っている地名です。

サレルノからは海沿いの断崖絶壁の高速道路を走り、30分ほどで到着。

書き込みで、切符を買うのに時間がかかるという情報がありましたが、東側の闘技場入り口から入ったためか、10分ほどで購入し入場できました。

まずは円形の闘技場に入ります。

続いて住居が並ぶエリアに入っていきますが、遠くにヴェスヴィオ火山が見えます。かなり離れていますので、街全体を火山灰で埋めてしまうような噴火がどれほどのものだったかは想像すらつきません。

道路に面してかまどがある家がいくつもあります。Barかレストランで、噴火の直前まで、ワイワイと飲んでいたのでしょうか。いろいろな想像がかき立てられます。

立派な神殿や劇場跡もありますが、どこか寂しげな雰囲気を感じます。

雲一つない晴天で、木はほとんどなくて日陰は遺跡の陰ぐらいしかないため、参観には結構体力を使います。3時間ほど見て回って満足し、遺跡を後にしました。

サレルノに戻る途中、CONADショッピングモールに立ち寄って昼食をとります。日本のイオンモールのような感じですが、平日ということもあり、ここにもシニアが沢山います。

サレルノに到着しレンタカーを返却します。イタリアでの走行距離は717キロでした。

道路の雰囲気は日本と似てますが、車間距離を詰めてガンガン煽られますし、高速道路では180キロぐらいで走っている車が結構いるので、注意が必要でした。

明日の船でのアマルフィ行きに備えて、フェリーターミナルまでの道のりを確認してから、St.George教会とドゥオーモを見に行きます。

共に素敵な教会です。特にドゥオーモは、地上部分だけを見ていた時は、規模は大きいですが、目を引くステンドグラスは無く、フラスコ画なども無い白壁でさっぱりとした印象だったのが、地下のPulpitoに入ってみると派手な装飾で、そのギャップに驚きました。

部屋に戻ってシエスタして、夕食に出かけました。

今日のレストランは宿から近い「Mamma Rosa」で、昨晩は満室で入れず、今日も開店時間の20時に行ったら予約一杯で入れず、21時の予約を取って出直ししたものです。

海鮮の冷菜、タラのトマトバジルソースがけ、ムール貝とアサリのリゾットと白ワインを注文。冷菜はイワシ、エビ、イカがそれぞれ独自にアレンジしてあり、タラはソースの味が絶妙、リゾットは貝の出汁が効いてて、それぞれ無茶苦茶美味いです。やっぱりイタリアは美食の国です。

明日は船でアマルフィに行きます。

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