今日は念願のピラミッドとのご対面です。
昨晩はチェックインが23時頃だったので、暗くてわかりませんでしたが、朝起きると、目の前に3つのピラミッドが並んでいます。

カーテンを開けるとピラミッドがあるというのは不思議な感じです。ちなみに、写真には入れないようにしましたが、ホテルのすぐ前はガラクタの山です。
ホテルの屋上で朝食をいただきます。7時過ぎでまだ気温はあまり高くないので、ピラミッドを眺めながら快適に食事ができました。腹ごしらえしてピラミッド見学に出発です。
ホテルからゲートまで徒歩3分ほどですが、物売りやガイド押し売りの対応が面倒なので、今回は「GetYourGuide」で現地ツアーを申し込みました。入場料、30分のラクダ乗りがついて2人で約12千円で、これにクフ王のピラミッド内部に入るチケットを、2人分3,000エジプトポンドで当日購入しました。
我々2人だけのツアーでしたが、ガイドをつけて大正解。ガイドなしで気ままに見学することもできますが、灼熱の広大なエリアですから、効率良く回らないと持ちません。そして何よりもうざい物売りなどから守ってくれます。我々のガイドMs. Amlは親切で丁寧に説明してくれました。
まずはスフィンクスを見に行きます。

書き込みにもありましたが、イメージよりも小さい印象です。でもこれが本物です。
続いてカフラー王のピラミッドを横目で見ながら、クフ王のピラミッドに向かいます。ピラミッドの高さはクフ王が146mで一番高いですが、真ん中にある143mのカフラー王は高台にあるので、こちらの方が高く見えます。

クフ王のピラミッドの中に入ります。狭い通路が続き、蒸し暑く、中腰で歩く場所や長い坂もあるので、結構体力を使います。

ゴールの王の間「玄室」に到着しました。棺があるだけの質素な空間です。
次はラクダ乗りです。1人1頭ずつで、ラクダ使いが1頭を引き、後ろのラクダをロープで連結する仕組みです。ラクダは従順で、ラクダ使いの指示に従って立ち上がり、砂漠を進んでいきます。30分の「乗ラクダ」で、ピラミッドのビューポイントまで往復しますので、ちょうど良い感じです。

ラクダ乗りの後は、もう1箇所ビューポイントで写真撮影して、遺跡エリアを後にします。時間にして2時間程度ですが十分満足です。
車に乗り、ガラス細工と香水、パピルスの絵画のお店を訪れました。正直、私はこういうお店訪問は押し売り的な状況になるので好きではないですが、今日は時間も十分あるので行ってみることにしました。
店に行くと、ガイドAmlさんの友人という可愛らしい女性が案内してくれました。日本語が大変流暢で、聞けばカイロ大学で日本語を専攻していて、コロナが無ければ日本に交換留学する予定だったとのこと。職人のガラス細工の作成現場を見たり、パピルスを作る過程を実演して、日本語で丁寧に説明してくれたので、とても楽しい時間になりました。記念に小さなガラス細工の香水入れ7ドルを1つだけ買いました。

ホテルまで送ってもらい、暑さで結構疲れていたので、シャワーを浴びて昼寝タイムにしました。
起きてみると、窓の外は強風で砂嵐のようになっている場所もあります。ホテル周辺は出かけると面倒そうな場所なので、当初の予定通りホテルにこもって、時々窓からピラミッドを眺めてのんびり過ごします。
夕方になり若干風がおさまったので、屋上のレストランで夕食をとることにしました。他にお客さんはいなくて、店員も食事を運んだらいなくなってしまい、2人だけです。夕暮れのピラミッドはまた格別で、1日の終わりを告げるようです。

コシャリというエジプトの国民食を食べてみました。米、スパゲッティ、マカロニ、豆などを混ぜたものに、トマトソースをつけながら食べますが、優しい味でなかなかいけます。
明日はカイロ市内に移動し、考古学博物館を見る予定です。
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