アラ還夫婦の世界一周〜絶景とB級グルメの旅〜Day36

エジプト

今日はマドリードからカイロへの移動日です。

チェックアウトの11時まで、洗濯したりして荷物を整えます。

地下鉄の10回券が残っているので、空港までは地下鉄で行こうかと考えましたが、駅のエレベータなどがどうなっているか分からないので、Uberで行くことにしました。

アプリで呼ぶと1分で車がきました。空港まで23ユーロ、約20分で到着です。便利な時代になったものです。

到着が早過ぎたので、まだチェックインカウンターが開いていません。

出発時刻の2時間半前にカウンターが開きました。手続きして、荷物検査、イミグレを通過して、ラウンジに行って昼食です。

ターミナル1のラウンジは酒も料理も充実しています。スペイン最後の食事になりますので、Cavaと美味しいビールMahouをいただきました。

エジプトエアーは定刻より45分遅れで出発です。

どうしてもピラミッドを見たくて、今回の旅程にカイロを組み込みましたが、ネット情報などで、個人旅行で行くと「とにかくウザい」という書き込みが多く大変そうです。4日間の滞在に絞りましたが、一応戦闘モードに切り替えて、飛行機に乗り込みます。

機材は新しく、ビジネスクラスの座席はフラットにはなりませんが、広くて快適です。席に座ると同時に爆睡し、1時間ほどして機内食タイムで起こされました。

美味しいスモークサーモンなどが乗ったお盆が運ばれてきて、飲み物を聞かれたので、「White wine, please!」と頼みましたが、なかなか通じません。

なんでかなあと思っていると、「No alcohol」と返ってきました。何とアルコール類は一切無いとのこと。えっ、マジですか!

いきなりの衝撃です。エジプトってそういう国なんですね。事前調査不足でした。

この先、大きな不安を抱えますが、スペインでは昼間から飲んだりしてましたので、もしお酒を飲むのが難しいなら、エジプト滞在中は休肝期間という位置付けに切り替えて耐えることにします。

着陸が近づいてきて、機内から見えるカイロはなかなかの大都市です。

カイロ空港には定刻より若干遅れて到着しました。VISAが必要ですがVisa on arraivalで手続きできます。イミグレ前に、右矢印でVisa on arraivalの案内板はありますが、窓口の表示はありません。矢印の先にある銀行で1人25米ドルのVISAのシールを購入するだけでした。

イミグレも空いていて、預け荷物も出てきていたので、ピックアップして出口に向かいます。出口周辺は一昔前のアジアの空港のように人が沢山いて、しかも濃い系の人なので圧を感じます。

こんな状況を想像していたので、今日はホテルに迎えの車を頼んでいて、ホテルの紙を持った運転手を見つけることができました。

既に22時を回っていますが、空港からホテルへの道は交通量が多く、運転マナーもメチャクチャです。明かりはありますが全体的には暗めで、道路脇の建物は結構ボロボロ。暗闇で何をしているか分からない人があちこちにいます。90年代半ばに中国/広州に駐在した時の、白雲空港から市内までの道のりを思い出します。

宿に着きました。「Soul Pyramid Hotel」というホテルです。

ギザ地区で部屋からピラミッドが見えるまともなホテルは、1泊10万円ぐらいするマリオットぐらいで、あとは1泊100ドルもしないようなホテルしかありません。その中で名前の通りピラミッドが正面に見えるという、比較的まともそうなホテルを選んだのですが、エントランスは小汚いソファーが並んでいてヤバい感じ。さとみんが無口になります。

受付のお兄さんは親切にいろいろ教えてくれ、無料でアップグレードしてくれた部屋に入ると比較的小綺麗でした。シャワーのお湯もちゃんと出ます。

明日は朝8時からピラミッドツアーで、日中は40度まで気温が上がる予報なので、明日の準備をして早めに寝ます。

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