アラ還夫婦の世界一周〜絶景とB級グルメの旅〜Day34

スペイン

今日はマドリードでゆったり過ごします。

ゆっくり起きて、午前中はさとみんのリクエストで、この旅行中、最重要訪問先になっていた美容室へ行きます。(詳しい経緯は準備編に記載)

地下鉄に乗って行きますが、切符を買おうとしていたら、駅員さんがやってきて、「2人で往復するならこっちがいいわよ」と10回券を推奨してくれました。1枚のチケットを2人で使うという発想がありませんでしたが、確かにこちらの方が安く、往復で4回分使っても、あと6回乗れることになります。

途中、小さめのギターを持って乗車してきたオッサンが、いきなり電車内でギターを弾いて歌い始めました。

ギターも歌も上手いですが、静かにしてほしい乗客には迷惑以外の何者でもありません。日本でやったら私のような親父が叱るでしょう。でも誰も不満を言う人はなく、一曲終わるころには拍手もありました。後で聞いたところでは、チップ目当てもいますが、存在を知ってもらうためのプロモーション的な人もいるようです。それにしても路上ライブならぬ、電車内ライブとは・・・文化の違いですね。

電車を乗り継いで50分ほどで予約した美容院「Kireya」に到着です。

小綺麗なお店で日本人美容師のカズキさん(男性)がいます。先にさとみんがカットしてもらいますが、カラーリングもあるので、私は近くのショッピングモールへ散策に出かけました。大きめのイオンモールぐらいの規模で、金曜日とはいえ平日の昼間なのに結構賑わっています。

1時間半ほどして戻る頃に、ちょうどさとみんが終わり、私もカットしてもらいます。

カズキさんは日本で美容師として働いた後、歩いてスペイン/サンティアゴ・デ・コンポステーラを訪れる巡礼の旅をしてスペインに魅せられ、昨年12月から当地に来て仕事をしているとのこと。お客さんにはスペインにサッカー修行で来ている人たちも多いそうです。海外で頑張っている日本人に出会うと嬉しくなります。腕も確かで、さとみんも私も大満足。わざわざここまで来た甲斐がありました。私たちのようなケースはレアかもしれませんが、もし機会があればおすすめします。

カズキさんに別れを告げて、予定を変更し、近くからバス133番に乗り王宮へ行くことにしました。先ほど買った10回券はバスにも使えます。

終点が王宮の最寄駅で、バスを降りてすぐの「Los Entendidos」で、昼食にイカフライサンドをいただき、ちょっとだけビールも飲んじゃいました。運転してないとこれができちゃいます。

王宮は15分ほど並んで切符を買って入れました。

18世紀に建てられたものですが、とにかく豪華絢爛。よくもまあここまで贅を尽くしたと感心しますが、正直、あまり好みのタイプではないですけど。。。

一通り参観して、散歩がてら20分ほど歩いて宿に戻って一服してから、18時に予約したフラメンコを見に行きます。劇場は「Tablao1911」で、Webで予約してあり、我々は舞台正面の4列目で、十分迫力もあり見やすい場所でした。値段は場所によって異なりますが、我々の場所はワンドリンク付きで@49ユーロです。

フラメンコというものを初めて見ましたが、評判通り情熱的なダンスで音楽には情緒があり、まさにスペインを象徴する文化だと思いました。

フラメンコが終わって劇場を出てきたのは19時で、まだ陽が高く明るいですが、昨日から宿の近くの「mu」という店で美味しそうな肉の看板を見かけていたので、入ることにしました。色々選択できますが、前菜のチョリソー、サラダ、ステーキ、ワインなどの1ドリンク、コーヒーで17ユーロと大変リーズナブル。これに焼きチーズとビールを注文しました。メインのステーキがジューシーで大満足。焼きチーズを食べながら赤ワインをちびちび飲むとお腹が喜びます。

明日も終日マドリードでのんびり過ごす予定です。

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