今日はリューデスハイムからSt. Goarshausenまで、船でライン川下りを楽しんだ後、フランクフルトまで移動する予定でしたが・・・
9時発の船に乗るので、7時に起床して準備を整え、8時から宿の朝食をとり、チェックアウトして船着場へ向かいます。あいにくの曇り空で雨も若干降ってます。

8時50分ぐらいに船がやってきました。リューデスハイムからは20名ほどの乗客が乗り出発しました。ところが出発して5分ほどで船がUターンして船着場に戻ってきました。しばらくして船長らしき人から、
「大変すまないが、航路上に障害が生じていて、この船の運行はキャンセルになる。再開は11時以降だが、いつ再開されるか現時点では判らない」という、衝撃的なアナウンス。
まじですか⁉︎楽しみにしていたライン下りですが、再開時間が11時以降で確定しないなら、レンタカーの返却時間もあり、諦めざるを得ません。
仕方なく、チケット売り場に払い戻しに行くと、「君たちのはオンライチケットだから、ここでの払い戻しは不可能」との説明。ブチキレそうになるのを何とか抑えて、手続きはホテルにチェックインしてからメールすることにして、車でフランクフルトに向かいました。

レンタカーの返却場所は、貸出場所と異なると料金が高くつくので、貸出と同じフランクフルト空港にしてあります。市内の宿泊ホテルに寄って荷物を預かってもらおうとすると、12時前なのにチェックインに応じてくれました。こういうのは本当に助かります。
再び車に乗って、空港のHertzに着きました。ドイツでの走行距離は1,876キロでした。
返却場所で係員が、これまでに海外で経験したことがないレベルで細かくチェックします。貸出時には暗くて気づかなかったのですが、2日目に助手席のドアに引っ掻き傷もない、直径3センチほどのわずかな窪みがあるのに気づいていましたが、1日経っているので今更写真を撮っても無駄だと判断して放ってありました。
すると係員が目ざとく見つけ、20センチほどの四角で囲み、「アクシデントとして報告する」と言ってきました。事情を説明しますが、聞く耳は持たず、「何かあるなら、2階のHertzカウンターで話せ」との対応。仕方なく、貸出時にも揉めたカウンターへ行き、係員に説明するも「俺には何もできない。データはすでに本部へ行っているので、本部へメールしろ」とメールアドレスが提示されました。とても気分が悪いですが、仕方なく、ホテルに戻ってからメールすることにしました。
ホテルに戻ってメールを開くと、Hertzからインボイスが届いていて、とりあえず追加請求は発生していないようです。これで済んだか判りませんが、何とも疲れるやりとりでした。
気を取り直して市内散策に出かけます。
まずは目抜き通りのツァイル通りを西に向かい、フェイラーでお土産用のハンカチを購入。そのまま更に西のオペラ座まで行きます。

オペラ座前では、夏祭りのような感じで多くの出店が並び、昼間から沢山の人がワインやビールを飲んで楽しそうです。
続いてレーマー広場に向かいます。近づいていくと広場にはスタンドが組まれ、とても賑やかです。

明日、明後日の2日間、スイム3.86キロ、バイク180.2キロ、ラン42.195キロのトライアスロンレースが行われるようです。この暑い中、よくやりますね。
アイゼルナー橋からマイン川の流れを眺めて、大聖堂(Dom)を見に行きます。

一昨日、ケルンの大聖堂を見たばかりなので、全体的な迫力不足は否めませんが、ちょうどパイプオルガンの演奏をしていて、素晴らしい音色が館内に響き渡っていました。

夕食はDomの隣にある、パウラナー(Paulaner)のビアアウスへ行きました。パウラナーはミュンヘンのビールですが、美味いビールが飲めればどこでも構いません。
マッシュルームソースの牛肉スライスとビールを注文。時刻は19:30をまわっていますが、まだ陽が燦々と降り注ぐ中での一杯は最高です。

ホテルに戻ってメールをチェックすると、ライン川クルーズのKD社から、「返金手続きを行ったので、入金まで10日ほど待ってください」との返信。きちんとした対応に心が晴れます。
明後日は12:10のフライトでフランクフルトを出るので、この旅もいよいよあとわずかになってきました。明日もフランクフルト観光です。
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