今日は朝イチでアルハンブラ宮殿を見学しからコルドバへ移動し、レンタカーを返却して、列車でマドリードまで移動です。
アルハンブラ宮殿内のナスル宮殿の見学は予約制で、9:30に予約してあるので、ホテルで朝食を済ませて8時過ぎに出発し、C32(C30も可)のバスに乗って、アルハンブラ宮殿まで行きます。ナスル宮殿の前にアルカサルを見ておこうと思って入り口に行くと、パスポートの提示を求められました。どうやらナスル宮殿を観るにもIDは必須のようです。携帯に写真があることを伝えると「メインゲートまで行って発券すれば参観可能」とのこと。ホテルに戻るよりマシなので、往復30分かけてメインゲートまで行き手続きしました。(係員の人たちは皆親切でした)
少し時間があったので、係員に勧められて円形の回廊を見に行きます。これだけでも素晴らしい遺跡です。

予約時間になり、ナスル宮殿に入ります。部屋の壁や天井、木製の扉の装飾が緻密で、よくぞこんな手間をかけて造ったものだと感心します。回廊や部屋の窓から見る風景も素晴らしく、庭園も大変美しいです。


アルカサルはアルハンブラ宮殿の中でも最も古い建造物です。軍事要塞で美しさはないですが、何とも言えぬ廃墟感と、見張り台の塔から見える素晴らしい風景のミスマッチが印象に残りました。
アルハンブラを後にして、コルドバまでの200キロをひた走ります。ID確認で時間をロスしたので、列車の時間に間に合わせるために休憩なしで走りますが、通行量も少なく、ほぼオートクルーズで走れますので快適です。

列車発車の50分ほど前に駅まで来ましたが、レンタカーを返却する駐車場の入り口がわからず、20分ほど迷って焦りましたが、無事列車には間に合いました。
列車は出発予定時刻より15分ほど遅れて到着しました。電子掲示板に行き先等は出ますが、遅延のアナウンスなど案内は何もないので、定刻発車に慣れた日本人は不安を感じます。
マドリード宿泊は、明日、再び北部のバスク地方へ向かうためのトランジットの1泊のみなので、アトーチャ駅近くの「Urbansea Atocha113」にしました。駅からは徒歩12分と少し距離はありますが、ホテル代の高いマドリードでは比較的安価で部屋も広めで良いと思います。
夕食はまず近くの「アントン・マルティン市場」へ行きましたが、すでに20時近くでほとんどの店が閉店ムードだったので見送り、ホテル近くの「Lacana」という店に行きました。ビールとグラスウィンを頼むとポテサラのピンチョスが付いてきました。タコのサラダとグリルビーフのピンチョスを頼みましたが、どれも美味しく今日もB級グルメに満足です。

明日はアトーチャ駅でレンタカーを借りて、世界遺産の水道橋があるセゴビアを経由して、バリャドリードまで行きます。
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