今日はアウクスブルクからヴィース教会、ノイシュヴァンシュタイン城(以下「ノイ城」)を経由して、ロマンチック街道の終点フュッセンまで行きます。
ヴィース教会までは100キロ、1時間半ほどの道のりで、引き続き小麦畑などが広がる、美しい丘陵地帯を走っていきます。
ヴィース教会が見えてきました。丘の上に、緑の草原と青い空をバックに白い教会が映えて素敵です。

教会の中に入ると、天井に素晴らしいフラスコが描かれ、正面に涙を流したというキリスト像が鎮座しています。慈悲と優しさを感じさせる教会です。

この辺りはサイクリスト天国のようで、自転車道が整備されていて、教会には自転車で訪れる人も多くいました。
城に行く途中で美しい湖が見えたので、立ち寄ることにしました。
湖に近づくと、沢山のキャンピングカーが集まったエリアがあり、湖では皆がそれぞれのスタイルでバカンスを楽しんでいて、のんびりした素敵な雰囲気が漂っています。

車に戻ってノイ城に向かいます。10分ほどで駐車場に到着し、車を停めて少し坂を登った先にあるシャトルバス乗り場へ向かいます。歩くと上り坂を40分ほど登りますので、無理せずバスにします。
昼食どきだったので、ホットドックを買って、アルプ湖を眺めながら食べます。このパターンは、今回の旅行で、安くて楽しい昼食方法として定着してきました。
参観の予約時間は15時だったので、1時間半ほど前にバス停に行くと長蛇の列です。バスの本数は少なく、30分ほど待って3本目で乗れましたが、バスを降りてからも10分ほど歩くので、余裕をもって乗る必要があります。
バスを降り、まずは坂を登ってマリエン橋に行きます。ここはノイ城の全景が眺められる場所として人気があり、多くの観光客で混んでいました。確かに橋の上から眺めるノイ城は絶景です。

ノイ城のゲートは予約時間に合わせて5分毎に開き、それぞれガイドについて館内を回ります。我々はオーディオガイドの時間を予約していて、日本語解説のガイド機を渡されました。館内は撮影禁止のため、写真はありませんが、まさに豪華絢爛の部屋が続き、どれだけお金がかかったんだろうか、という感じです。館内ツアー自体は30分ほどでした。
登りでバスの待ち時間が長かったので、下りは歩いて降りることにしました。ずっと下り坂で、若干早足で歩いて20分ほどで降りられましたので、バスを待つようなら歩きの方が早いです。
ホテルに行く前に、地球の歩き方に出ていた、ロマンチック街道の終点場所というのが気になっていたので、行ってみることにします。
修道院のすぐ隣の民家に書かれているようなのですが、探してもなかなか見つかりません。小一時間探しても見つからず諦めようとしていた時に、ようやく見つかりました。大通りから城壁の入り口のようなところを入り、修道院の西側の壁に沿って進んだ突き当たりにあります。

観光客は誰一人いません。私には是非とも見てみたい場所でしたが、必死に探す姿を、さとみんが呆れて見ていたように、普通の人は関心が沸かない場所なのでしょうか。。。
ホテルにチェックインして、街の散策に出かけます。フュッセンの旧市街も可愛らしい建物が立ち並び、のんびりとした空気が流れる心地よい街でした。

今日の夕食は気分転換にイタリアンにしました。味はまあまあでしたが、店員が酷くて書くに値しないのでカッツアイします。
明日はベンツ、ポルシェの本社があるシュトゥットガルトへ行きます。
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