中欧202509 Day24

イタリア

今日も終日ドロミテです。

朝食をしっかり食べてホテルを出発。ドロミテ街道を東に向かい「ボルドイ峠」を目指します。

40分ほどの道のりですが、途中、素敵な風景が現れると、停まって撮影しまうので、1時間ほどで着きました。往復チケットを@30ユーロで購入してゴンドラに乗り場に向かいます。

ゴンドラに乗って待っていると、レッドブルのアウターを着た3人とカメラマン2人がやって来ました。30歳ぐらいの男性達で、普通にしてますがただならぬ雰囲気が漂っています。

ひょっとしてと思い、「Are you going to fly?」とモモンガの真似をして尋ねると、「Yes! You join?」と返ってきました。これはすごい!彼らが飛ぶのを見られそうです。

ゴンドラは急角度で岩山を登っていきます。

下を見ると、米粒のような人影が連なって登っていくのが見えます。

ゴンドラなら10分もかからないところを、何時間かけて急斜面を登っていくのか?こちらもすごいです。(ジグザグ模様の上の点々が人です)

頂上に着くと、お約束の通り、いきなり絶景が広がります。

360度、どこを見ても圧倒される風景が広がります。

しばらく、さとみんと撮影大会をして、レッドブルが準備をしている場所に行きました。先ほどの3名がモモンガスーツを着て、準備してます。これから死ぬかもしれないのに、カメラに向かって普通に笑顔で話しているカッコいいです。

準備が整い、周りにいた観衆のカウントダウンに合わせて、「3、2、1」で崖下の飛び込んで行きました。(ブログでは動画がアップできないので、飛ぶ瞬間はFacebookにアップします)

手すりも何も無い、多分1000メートル近い崖のため、高所恐怖症の私は崖っぷちに近づくことができないので、彼らが降下しているところは残念ながら見られませんでしたが、遠くまで飛んだところが点のように見えました。見ただけですが、しばらくドキドキした余韻が続いていました。

絶景を満喫して、ゴンドラで山を降りて、次の目的地「チンクェ・トッリ」へ向かいます。

1時間ほどで着きました。@30ユーロで往復チケットを購入し、こちらは高速リフトで山を登ります。

降り場を出ると、目の前に「チンクェ・トッリ」がお出ましです。

周りの大きな岩山に比べて小さいですが、5つの奇岩が並んでいます。写真では分かりませんが、よく見るとクライマーが登っています。数えられただけでも7名は岩に張り付いていました。

チンクェ・トッリ以外にも、周りは360度、素敵な風景が広がっています。

絶景を堪能し、リフトで山を降りて、ドロミテ街道の東の終点「コルティナ・ダンペッツォ」に行きます。ここは2026年冬期オリンピックの会場で、どんな街か興味があります。

1時間ほどで街に到着。周りをスキー場や岩山に囲まれ、市街はスイスの山岳リゾートを明るくしたような感じで、とても素敵です。

街の至るところで工事が行われ、オリンピックの準備が進んでいるようです。オリンピックのモニュメントがあったので、パチリ。

街を後にして、「ミズリーナ湖」に向かいます。30分ほどで到着しました。

湖の向こうに「トレ・チーメ(Tre Cime)」の岩山がそびえて見える風景はとても素敵です。湖畔のベンチに座り、しばらく眺めていました。

今日の宿は、ミズリーナ湖から北へ30キロほど行った、Monguelfo地区にある「Hotel Dolomiten」です。エレベーターが無く、3階(日本の4階)までスーツケースを持って上がるのは大変でしたが、綺麗な山岳リゾートホテルで、部屋からも夕陽に染まる岩山が見えて、とても素敵です。イタリアで初めてハーフボード(朝・夕食付)にしましたが、ステーキを含むコースメニューの夕食はとても美味しく大満足です。

日本ではそれほどメジャーでは無いですが、「ドロミテ」は本当に素晴らしいリゾートです。西のボルツァーノから東のコルティナ・ダンペッツォまでの「ドロミテ街道」沿いは絶景続きで、雪の無い時期ならハイキング、冬ならスキーで、時間とお金があれば数週間は楽しめると思います。昨日、アルペ・デ・シウジ買った1日券で450基のゴンドラ・リフトに乗れ、1,200キロのコースを滑れますが、それも全体の一部です。スイスよりもリーズナブルで飯が美味いので、スキー好きの私としては、いつかまたゆっくり来たいです。

明日はオーストリアのインスブルックを通り、ミュンヘンへ戻ります。

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