中欧202509 Day20

イタリア

今日は終日フィレンツェ観光です。

天気予報は残念ながら曇り時々雨ですが、部屋で朝食をとり元気に出発します。

「ジョットの鐘楼」を9:45に入場予約してあります。昨日同様、23番の公共バスに乗り、20分ほどで最寄り駅につきました。鐘楼の前に立って改めて眺めると高いです。

エレベーターは無く、414段の階段を展望台まで登っていきます。中段から上の方は、すれ違うのがギリギリなほど階段が狭くなっており、なかなかシンドイです。それでも途中に休憩スペースがあるので、ドゥオーモのクーポラに登るよりマシとのことで、こちらを選びました。

一番上の展望台につきました。キツかったですが、疲れが吹き飛ぶ、フィレンツェの素敵な景色が目の前に広がります。

燻んだ橙色の屋根が続き、教会の塔が見える風景はとても絵になります。時間を区切って入場制限をしていて、展望台の混雑もほどほどなので、しばらくのんびりと景色を眺めていました。

鐘楼を降りて、ドゥオーモに入場するために行列に並びます。入るだけなら無料なので、大聖堂を半周するぐらいの行列になっていました。40分ほど待って入場できました。

3万人が入れるとのことで、確かに広くて天井が高い、広大な空間です。一方で、装飾や絵画などは割と質素な内装です。

次は「サンタ・クローチェ教会」を見にいきます。ここは内部には入らずに外観だけですが、外壁はドゥオーモと似た感じの美しい教会です。

昼食はカフェでサンドイッチを食べました。たまたま作り置きが品切れで、注文してから調理してくれたハム、チーズとトマトのバジル風味ソースのサンドイッチは絶品でした。

雨が降ってきたので、雨宿りがてら新市場「ロッジア」を散策します。出店のほとんどが革製品販売で値段も安いです。中国にも似たような市場があって、値切り交渉がお約束でしたが、ここでは交渉の余地はあまり無いようです。入り口に鼻を撫でると幸せになれるという、イノシシの像があります。

14:00に「ウッフィツィ美術館」の入場予約がしてあるので、20分ほど前に入り口へ行くと、すごい行列です。15分ごとに区切られた入場時間毎に行列を作り、時間にならないと入場できないので、早めに並ぶ必要は無いようです。

この美術館にはルネッサンス時代の名画がたくさん展示されています。

ボッティチェッリの「春」

同「ヴィーナス誕生」

ダ・ヴィンチの「受胎告知」

他にもミケランジェロの作品など、絵心のない私でも知ってる素晴らしい作品が多数展示されています。

2時間半ほど参観して出て来ました。

再び「ロッジア」に立ち寄って、土産用の革製品を少し調達して、早めの夕食にすることにしました。

バス停に近い、レストラン「Osteria del Proconsolo」に入り、チキンのトマトソース・チーズ乗せ、パスタと、赤のスパークリングワインを注文。

安い赤のスパークリングは、アルコール度7.5%と低めで、甘さ控えめでとても飲みやすく美味しいです。チキンも美味しく頂きました。

明日はピサの斜塔を見に行きます。

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