今日は、レンタカーでヴェネツィアからフィレンツェに移動して、観光します。
フィレンツェまでの走行距離は約270キロ、3時間ほどの道のりです。高速道路はきれいに整備されていて、Day17でも書きましたが、南の方の運転に比べて北の方はマナーが良い感じがします。イタリア車といえばフェラーリですが、不思議なのは、世界一周を含めて既にイタリアの高速道路をかなり走っていますが、まだ一台もフェラーリを見ていません。爆走するフェラーリを見るのを期待してますが、どこにいるのでしょう。。。
無事フィレンツェに到着し、チェックイン前にスーパーCoopに立ち寄り、明日から3泊分の朝食の食材を買います。
フィレンツェに3泊しますが、宿はヴェネツィアと同様、旧市街地の混乱を避けて少し中心部から離れたアパートを予約しました。予約確認書に記載された住所に行ってみると、公団住宅のような少し古い、庶民の生活感が漂う集合住宅が立ち並ぶエリアです。

予約確認書の住所欄にある、46という数字が表示された建物がありました。オーナーからのメールには、「3階(一番下は0階なので、日本的には4階です)、エレベーター無し」とのことだったので、階段を上がっていくと、表札に予約した宿の名前が書かれています。直前にきたメールに記載の鍵コードを入力すると、見事扉が開きました。ジグソーパズルが解けたようで、なんか嬉しいです。リゾート感は無いですが、必要な設備・家具は整っています。
洗濯物を洗濯機に放り込み、フィレンツェ観光に出発です。
アパートのすぐ近くにあるバス停から23番バスに乗り、まずはドゥオーモ方面に行きます。バス代は1回券が@1.7ユーロで、クレジットカードを読み取り機にかざすだけのタッチ決済で乗車できるので、とても便利です。
旧市街地に到着し歩いていくと、「ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)」が現れました。


巨大な大聖堂で、圧倒的な迫力です。
参観時間は過ぎているので、内部は明日見ます。
並んで建つ「ジョット鐘楼」「洗礼堂」も大聖堂とお揃いの外壁模様です。

「Calzaiuoli通り」を南下し、「ショリアーニ広場」に出ました。
特徴的な建物「ヴェッキオ宮」が目に入ります。昔のフィレンツェ共和国の政庁舎です。

宮殿前には「ネプチューン噴水」やダビデ像(コピー)、彫刻が並ぶ屋外ギャラリーがあります。


更に南下して、明日参観する「ウッフィツィ美術館」を通りすぎて「ヴェッキオ橋」に出ました。たくさんの宝石店が並んでいます。

橋を渡って「ピッティ宮殿」まで行き、折り返して「サント・スピリト聖堂」を見て、「サンタ・トリニタ橋」からヴェッキオ橋を眺めます。

アパート付近は目ぼしいレストランが無さそうなので、夕食を食べてからバスに乗ることにして、レストラン「Osteria Nolarium」に入り、ナスとチーズのオーブン焼き、ボンゴレパスタとビールを注文。ウェイターが厨房に発注するのを失念して、長く待たされるというトラブルはありましたが、いずれの料理もとても美味しく、満足しました。

レストランを出ると、ライトアップされた荘厳なドゥオーモが見られました。

明日もフィレンツェ観光です。
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