今日はグリンデルワルドからマッターホルンの麓の街ツェルマットへ車で移動です。
朝起きると久しぶりの青空が広がっていたので、モンベル前の展望ポイントで、もう一度記念写真を撮ってから出発です。

ツェルマットまでは130キロの道のりと短いので、昨晩、さとみんと相談して、ルート上にある、湖が美しいというカンデルシュテーク(Kandersteg)に寄ることにしました。
昼頃に到着。まずはゴンドラで上がるようです。料金は2人分往復で72フラン、約13,000円。スイスで遊ぶのにはお金がかかります。
でもその価値はありました。ゴンドラを降りると大きな断層が剥き出しの岩肌が高くそびえ、25分ほど歩くと乳白色ブルーの湖が見え始めます。断崖の下に湖がある、素晴らしい風景が広がっていました。

日本人は見かけませんが、多くの観光客がいました。

絶景を十分楽しんで、再び車でツェルマットに向かいます。カーナビに行き先を入れて、案内に従って進むとまもなく料金所が現れました。何気にデビットカードを渡すと28フラン取られています。スイスは高速道路料金も高いなあと思いながら車を発車させると、渋滞で止まってしまいました。何かと思ったら、なんと鉄道の貨車に車を積んでトンネルを通行する場所で、貨車の出発待ちの渋滞でした。
15分ほど待って車が動き出しました。貨車に車を運転して乗り込むのは初めてです。前の方にいたので、貨車の上をかなり長い距離走りました。

前の車に続いて止まってから間も無く、貨車が動き出しました。すぐにトンネルに入りましたが、遊園地のアトラクションに乗っているようで面白いです。
20分ほでアトラクションは終わり、引き続きドライブして、17時ごろにツェルマットの一つ前の街Taschに到着しました。ツェルマットは車の乗り入れが禁止されており、このTaschに車を停めて電車での移動になります。わずか一駅ですが電車は往復で1人17.2フラン、これに駐車場が一日17フランかかります。くどいですがスイスで遊ぶにはお金がかかります。
電車は30分おきぐらいに出ています。12分でツェルマット駅に到着し、今日の宿「Hotel Butterfly」に無事チェックインしました。
ホテルに荷物を置いて早速散策に出かけます。ツェルマットの街はいかにも伝統ある山岳リゾートの街という感じで、雰囲気のある建物が多いです。

本格的なサマーシーズンは6月中旬から始まるようで、まだ休業中の店も多いです。それにも関わらず結構な賑わいです。グリンデンルワルドもそうでしたが、半数ほどは中国人とインド人で占められているようで、日本人はほんのわずかすれ違う程度です。
明日のハイキングに備えて、簡単に食事を済ませて早めに寝ます。
明日は登山電車でゴルナーグラードまで登り、マッターホルンなどの名峰を見た後、ハイキングで下山する予定でしたが、プレシーズンで上の方はクローズされているので、途中まで電車で降ってからハイキングする予定です。残念ながら天気予報は雨。どうなることでしょう。
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