今日はシュトゥットガルトからルクセンブルクまで行きます。
シュトゥットガルトまでは約320キロ。道路周辺の雰囲気は日本に似ています。序盤は一般道中心でペースが上がりませんでしたが、ハイウェイA8に入った頃から快調に飛ばせます。

途中の街でガソリン補給し、マックでブランチをとって再び走り続けていると、いつの間にか国境を越えてルクセンブルクに入っていて、13時ごろ、中心部の旧市街に着きました。
ホテルチェックインは16時なので、近くの駐車場に車を停めて、市内散策を始めます。

一人当たりGDP世界一のルクセンブルクがどんな街なのか、一度見てみたいと思っていました。70年代までは鉄鋼業で栄え、アルセロールミタルの本社はルクセンブルクにあります。その後、金融業に力を入れて発展し、今では中国の国営銀行である中国銀行や中国工商銀行の大きな支店もありました。富裕層の口座などがあるのでしょうか。
街は整然としていてキレイで、かといって重々しい雰囲気はない、明るく、素敵な街並みです。市電やバスなどの公共交通機関は誰が乗ってもタダのようです。

旧市街はずれの崖の上にある、「ボックの砲台」へ行きます。昔の要塞の遺跡で、崖下を流れる川と教会などの風景が絵になります。

市街地をブラブラ見ながら「ノートルダム大聖堂」に行きます。ドイツもそうですが、ルクセンブルクの教会も基本的に入場料が要りません。中に入って美しいステンドグラスを眺めながら一休み。落ち着きます。

市内を歩いていると、至るところに規制用の柵が設けられ、William広場ではフェスのステージのようなものが設置されています。何だろうと思っていたら、チェックインの時に受付の人が「今日はMusic festivalで盛り上がるよ。明日はNational dayで、皆この日を楽しみにしてるんだ」と教えてくれました。
19時を過ぎに、夕食のために旧市街へ出かけると、すごい人出です。着飾っている人も結構いて、高揚感が伝わってきます。多分、遅くまで音楽を聴いて、飲んで、踊るのでしょう。

William広場の来賓席のようなところには、王室一族と思われる方々が壇上に姿を現し、市民から祝福を受けてます。

明日の晩には花火も上がるようでしたので、見れずに残念ですが、市民の熱気を感じられただけでも面白かったです。
夕食は当初ルクセンブルクの名物料理を食べようと考えていましたが、重い感じのメニューが中心だったので、カフェでサラダとピザ、ビールで軽めに済ませました。
明日はベルギーのディナンに行きます。
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