今日はレンタカーで、チェコ/ブルノからオーストリア/ウィーンまで移動して、ウィーンの市内観光です。
出発前にオーストリアの高速道路通行証(Vignette)をオンラインで購入。ウィーンまでは約140キロ、2時間弱の道のりで、とうもろこしや小麦畑の中を走る快適なドライブです。途中の国境も小さな看板があるだけで、日本の国道で県境を越えるような感じです。
ウィーンに到着。チェックインまで時間があるので、郊外の「シェーンブルクン宮殿」を見に行くことにしました。
ここはハプスブルク家の夏の離宮で、広大な敷地の中に壮大な宮殿と幾何学模様の庭園があります。ミュンヘンで「レジデンツ」と「ニンフェンブルク城」、プラハで「プラハ城」を参観して、宮殿については若干食傷気味なので、内部参観はパスして庭園のみ見ることにします。
庭園のみの入場料は@15ユーロ。有料なのは宮殿西側のパッとしない小さな庭園エリアのみで、他の大部分は無料で入れることがわかり、「なんじゃこれ?」となりましたが、後で、このチケットで庭園の南側の丘にある建物「グロリエッテ」にも登れることを知り、納得しました。
庭園にはきれいに花が植えられていて、宮殿の黄色とのコントラストが美しいです。

南側の丘を登り、「グロリエッテ」の上に立つと、宮殿とウィーンの街を一望できる素晴らしい景色が広がります。

広大な庭園なので、1周すると1時間半ほどかかりました。宮殿を後にして宿泊するアパート「Rafael Kaiser」に向かいます。市街地に入っていくと、道が狭くなり、頻繁に車線が変わるので、運転に注意が必要です。
無事アパート前に到着。ここからイーサンハントのように動きます(笑)。まずはメールで送られてきたコードをドアに入力して開け、左壁にあるキーボックスを指示された数字で開き、中にある玄関キーと駐車カードと受け取ります。部屋にスーツケースを入れて、再び車に戻り、指定された駐車場を探して車を停め、再び部屋に戻るというシステムです。エージェントは全く姿を現わさず、完全にコンタクトレスです。
スーパーのサンドイッチで遅めの軽い昼食をとり、市街散策に出かけます。
ドナウ運河を渡り、旧市街地に入っていきます。最初に目に入ってくるのが、「シュテファン大聖堂」です。荘厳な建物です。

中に入るとパイプオルガンを演奏中で、素敵な音色が響いていました。
外に出て、多くの人で賑わう通りを歩いていくと、「ペスト記念柱」が見えてきます。17世紀に猛威をふるったペストの沈静化を記念して建てられた塔のようです。

「ペスト記念柱」のすぐ近くに「ペーター教会」があります。内部の装飾が特徴的です。

街中をブラついているだけで、素敵な街並みが見られて楽しいです。

今日の夕食はシュニッツェルの名店「フィグルミューラー」です。シュニッツェルはドイツで食べた時に、多分動物性の油で揚げてあって獣っぽい風味だったので、それ以来避けていましたが、この店の口コミが良かったのでチャレンジすることにしました。

予約無しですが、20分ほど待って入店できました。シュニッツェルとポテトサラダ、ビールを注文します。
シュニッツェルが運ばれてきました。でかいです。

食べてみると、心配した臭みは全然なく美味しいです。ビールとの相性もバッチリで大満足。
店を出て、ライトアップされたシュテファン大聖堂をもう一度見てから帰路につきました。

明日もウィーンを散策します。
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