今日はのんびりウィーンの街歩きをします。
朝起きて、近所のスーパー「BILLA」へ行き、パン、ジュース、ヨーグルトとサラダを購入。アパートに戻って朝食です。
今更ながら、折角なのでオペラを見てみたいと思い、ネットを見てみると、今日は「ウィーン国立歌劇場」で18:30から魔笛の公演があります。一般座席はすでに完売。10時から立見席のネット販売が始まるので、洗濯などをしてから10時に手続きを始めると、第一希望の1階席はダメでしたが、一番上の方の席が取れました。
散策に出かけます。まずは最寄りのSchwedenplatzU駅に行き、共通一日券(@8ユーロで地下鉄、トラム、バスに乗れます)を購入。1番トラムに乗り「フンデルトヴァッサーハウス」に行きます。

とてもカラフルな集合住宅です。普通に市民が住んでいるというから驚きです。
「ナッシュマルクト」へ行くために、反対向きの1番トラムに乗ります。トラムは線路沿いの街並みがよく見えるので、街歩きの足にはとても便利です。素敵な教会が見えてきたので、下車して行ってみます。

「ヴォティーフ教会」で、ガイドブックにも載っていない教会ですが、白い外観が美しいです。
寄り道して時間を使ったので、予定を変更して13:30から「ペーター教会」で開催されるパイプオルガン演奏を聴きに行きます。降りたトラムの駅からバス1Aに乗ると、教会の目の前に着きました。
無料ですが、仕組みとしては13:15ごろに教会内の椅子に座っている観光客などが、一旦退出を求められ、演奏を聞きたい人はチップを払い再び入場します。5ユーロを入れて再入場しました。

パイプオルガンを本格的に聴くのは初めてで、しかも神秘的な装飾のペーター教会内で聴いていると、別の世界に行ってしまいそうです。
30分ほどの演奏を楽しんで、外に出て通りを散歩します。

スワロフスキー本店を見たり、スタンドでホットドッグを買って食べたりしながらブラブラ歩き、「Cafe Sacher」に着きました。ここはトルテが有名で、入店待ちの列ができていましたが、10分ほどで入ることが出来ました。
ザッハートルテとブラックコーヒーを注文。味的にはそれほどではないですが(個人の感想です)、歴史あるカフェで、ゆったりとスイーツをいただくのは至福の時間です。

(逆光で美味そうに見えないですね。。。)
再び歩いて「ナッシュマルクト」に向かいます。国立歌劇場の横を通り過ぎ、15分ほど歩いて着きました。

4−500mの細長い場所に2本の通路があり、商店や飲食店が並んでいます。香辛料やピクルスなどを売る店が多くあります。
ナッシュマルクトを一周りしてから、そのまま歩いて「ホーフブルク王宮」へ向かいます。
ホーフブルク宮殿へ着きました。多くの人が宮殿前の庭園で昼寝したりして、自由に過ごしているのが良いですね。中には入らず、外観だけを楽しんで後にします。

オペラ開演までは若干時間があったので、一旦アパートに戻って少し休んでから、再び歌劇場へ向かいます。見どころがコンパクトに収まっていて、トラムなどの交通網が充実しているのでとても便利です。
開演の18:30の少し前に歌劇場に着くと、着飾った多くの人で賑わっています。

我々は普段着で立見席ですが、係の人は親切に観覧場所を教えてくれました。一番上から2番目の列で左寄りの場所です。少し遠いですが舞台は十分見えますので、@15ユーロだから文句は言えません。

本場のオペラの雰囲気を感じられれば良いと、「魔笛」の第一幕が終わったら出てくるつもりでしたが、とても面白いので、結局約3時間立ちっぱなしで見入ってしまいました。舞台演出、オペラ歌手の歌声が素晴らしく、内容もイマドキに少しアレンジしてあって、思わず惹き込まれてしまいました。
満足して外に出てくると、雨まじりの強風が吹いています。天気予報を確認すると、体感気温は12度で、これから更に悪化する予報です。素敵なレストランでの夕食は諦めて、トラムに乗ってアパートへ向かいます。22時近いので期待していたアパート近くのイタリアンやケバブも閉まっています。そんな中、マクドナルドが燦然と輝いていたので、ハンバーガーをテイクアウトしました。アパートに戻って、ウルケルの缶ビールを飲みながらマックを食べていると、外は土砂降りの雨。良かったです。
明日はグラーツへ移動します。
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