信州202507 Day1

信州202507

子供の頃からなぜか「黒四ダム」に惹かれていて、一度見てみたいと思っていました。

富山側から黒部峡谷のトロッコ電車に2回乗ったことはありましたが、ダムまで行く機会はありませんでした。ならば退職して時間のあるこの機会に行ってみようということで、信州に出かけることにしました。

ルートは、墓参りなどで帰省した名古屋を起点に、平湯温泉に泊まって上高地を散策し、大町に移動して黒部・立山アルペンルートを回り、中央道沿いの高原ゴルフを楽しんでから東京へ帰る4泊5日です。

まずは名古屋から41号線を北上。学生時代に高山方面のスキー場へ行く時などに何度も通った道で、その時に利用したドライブインなども残っていて懐かしいです。ただ、沿線は40年前と比べて閑散とした雰囲気でちょっと寂しい感じで残念です。

大学時代の友人が、岐阜県白川町で「ガラパゴス・カフェ」という店をやっていて、一度行ってみたいと思っていたので、昼食に立ち寄ってみます。岐阜県には合掌造りで有名な白川郷がありますが、そことは違います。

41号線から右折して山間の道を行くと、小さな集落の通り沿いにカフェが現れました。

少しマニアックな外観で、入りやすそうで若干入りにくい感じもありますが(笑)、優しい店主が迎えてくれます。店の奥のバックヤードには、可愛いダルメシアンカラーのヤギが居ます。

オープンエアーの席に座り、「ハンバーグカレー」と「月夜のオムライス」をいただきます。

無農薬の自家栽培野菜を使用しているとのことで、料理に入っている、焼いたり揚げたりした野菜がとても美味しいです。特に髭付きヤングコーンの天ぷらは絶品でした。

カレーも、一般的なルーを使ったカレーとは全く別物で、タマネギの旨みが効いてとても美味しいです。

全くの偶然で、何十年ぶりかに会う友人夫婦も来店して話に花が咲き、思わず長居をしてしまいました。今日の宿泊地「平湯温泉」までは少し距離があるので先にお暇し、62号線を北へ向かいます。

下呂経由で高山の南端を通って東進、予定していた「平湯大滝」はスキップして、17時に「平湯温泉 平田館」に到着し、早速、温泉に浸かります。

温泉はこぢんまりとしてますが、露天風呂もあって気持ちよく入れます。途中で白人が入ってきたので、話しかけてみると、フランス人。昨日、東京に着いて、この後は京都、大阪、広島などを回る予定とのこと。なぜこんなマイナーな温泉に来たのか聞くと、特に山に登るわけではなく、ネットで調べて面白そうで、フランスにはこういう温泉施設が無いので試してみたかったとのこと。皆さん、マニアックに楽しんでます。

夕食は地元の食材を使った料理で、刺身は河ふぐ(清流なまず)とマスのお造り。河ふぐは初めて食べましたが、見た目も味も鯛のようで美味しいです。バンコク駐在の時に釣った1.5mほどあるプラチョンタレー(海なまず)が、タイのレストランでは鯛の刺身として出されているという話を思い出しました。

A5ランクの飛騨牛は自分で鉄板焼くので焼き加減を調整でき、岩魚の塩焼きも焼きたてが追加で出されて、出来立てを美味しく食べられるよう工夫されていて◎です。お腹一杯いただきました。

明日は上高地散策の予定ですが、天気予報は10時過ぎまで雨。ちょっと心配です。

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