中欧202509 Day11

クロアチア

今日はグラーツからクロアチアのザグレブまで移動します。

グラーツを離れる前に、さとみんがみつけた「Basoloka Mariatrost」という教会に立ち寄りました。教会周りでは、詳細は分かりませんがイベントを開く準備中で、教会内では讃美歌を練習しています。フレスコ画や装飾がとても柔らかい感じで素敵です。

ザグレブに向かってハイウェイE56を南下します。途中、スロベニアを通過するので、スロベニアのVignetteはネットで購入してあります。(1週間で16ユーロ)

スロベニア入国はゲートはありますが、Vignetteを購入していれば素通りです。

スロベニア国内で、車窓から見る景色はオーストリアとあまり変わりません。

しばらく走ると今度はクロアチア入国です。こちらはVignetteやETCのようなシステムがなく、高速道路のチケット受け取りで10分ほど渋滞しましたが、入国手続きなどはありません。

クロアチアに入ると風景が少し変わります。とうもろこしなどの畑地帯を通りますが、住居などには寂れ感を感じるものが多くなります。ザグレブの街中に入っても、これまで周ってきた都市と比べると、田舎な感じが否めません。ただ見方を変えれば、落ち着く感じもします。

昼過ぎにアパートに到着すると、ちょうどオーナーが清掃を終えたところで、定刻よりかなり早いですがチェックインさせてくれました。大変ありがたいです。車も近くの路上パーキングを確保できたので、荷物を置いて散策に出発です。

お腹が空いていたので、まずはレストラン「Heritage」に向かいました。小さな店ですが、クロアチア各地の食材を使ったサンドイッチなどを提供していて、計画時にマークしてました。

運良くすぐに席に座れました。アンチョビのマリネと地元ソーセージのサンドイッチ、ビール、レモンジュースを注文。サンドイッチは2つともあまり食べた経験のない味ですが美味しいです。日本ではサーモン以外の魚をパンに挟んで食べることをあまりしないですが、トルコで食べた鯖サンドも美味かったし、もっといろいろやっても良いかも。タルタルソースを使ったアジフライサンドなんか美味しそうです。(既にありますかね)

お腹が満たして「イェラチッチ総督広場」へ向かいます。街の中心にあって、市民が集う場所です。

少し坂を登ると「聖母被昇天大聖堂」が見えてきます。残念ながら2020年の地震で被害を受けたため、尖塔部分は修理の足場に覆われていて、入場もできませんが、なかなか立派な教会です。

日曜日で休業の「青果市場」を通り、「石の門」を見にいきます。内部には聖母マリアを祀った小さな礼拝堂があり、18世紀の大火災で城門が焼けても、マリア像は残ったといわれています。

石の門から少し行くと「聖マルコ教会」が現れます。ここも地震の被害で近づくこともできませんが、美しいタイル造りの屋根には、クロアチア王国、ザグレブ市の紋章が鮮やかに描かれています。

教会から南に向かうと「ロトゥルシュチャク塔」が見えてきます。乗りませんでしたが、丘の上の塔と下の街を、世界一短いケーブルカーが繋いでいます。

さとみんが花粉か何かに反応して、くしゃみで辛そうなので、一旦アパートに戻ることにします。前回の旅でもドイツに入ってすぐに同様のことがあり、海外でも花粉症が発症しますので要注意です。

アパートに戻り抗アレルギー剤を飲んで一休みしたら、症状はかなり落ち着きましたので、夕食に出かけます。

久しぶりにステーキのような肉が食べたいと思い、飲食店が連なるUl. I Ana Tkalcica通りの一角にある「Kozel」に行き、ビーフステーキ、エビ/カニフライ、ビールと赤ワインを注文。

このステーキが絶品で、高級ステーキ店のフィレミニョンに負けないぐらいの肉質で、柔らかく肉の旨みが感じられます。赤ワインはハウスワインで種類は分かりませんが、マルベックのような強めの赤で肉によく合います。ビールを500mlを3杯飲んで、全部で44ユーロ(ステーキは24ユーロ)。ヨーロッパで初めて日本より安くて美味いものに出会えた気がします。

明日もザグレブ散策です。

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