今日はクロアチア観光のハイライトの一つ、「プリトゥヴィツェ湖群国立公園」に行きます。ザグレブから140キロ、途中から一般道を走ります。8時に出発して10時過ぎに現地に着きました。
まず、宿泊ホテルの「Lakeside Hotel Plitvice」に行き駐車させてもらい、そこから徒歩7分の一般的に知られていないGate3から入場します。確実に入場するためには、事前にネットで時間指定のチケットを購入しておく必要があります。10−11時にGate2(ネットの選択は1か2のみ)から入場するチケットを購入してありましたので、お兄さんが1人で暇そうにしているGate3からスムーズに入場できました。
ゲートから5分ほどで湖畔に出ます。エリアとしては大きく上湖群と下湖群の2つに分かれていて、上から下へ、湖、滝が順番にあります。いくつか周遊のモデルコースがありますが、我々はHルートにして、まずは下湖群の西岸を北へ進みます。
ミルカ・トルニエ滝が現れました。

湖のエメラルドグリーンがとても美しいです。
そのまま進んでいくと、崖下に園内最大の滝「ヴェリキ滝」が見えてきます。

降りていって、滝の前でポーズ。逆光なので黒子みたいです。。。

湖を跨ぐように設置された遊歩道を渡って東岸へ行き、バス乗り場ST1に向かって坂道を登っていきます。坂の途中から眺める湖の景色がこれまた素敵です。

坂の上のバス停に着くと、ちょうどバスが出たところで、30分に一本なのでベンチで休みます。昼時でお腹が空いたので、売店でサンドイッチを買って食べているとバスが現れました。
ここでトラブル発生!
私がバスに乗って、さとみんがバスの写真を撮ろうと外に出ていくと、なんと扉が閉まってバスが発車してしまいました。バスは3両連結になっていて、私は一番後ろの車両に乗っているので、運転手に停車を伝えることができません。映画のワンシーンのようにさとみんがバスを追いかけますが、どんどん引き離されていきます。。。
幸いLine電話が使えたので、打ち合わせて次のバス停で落ち合うことができましたが、バスが到着して、ガラガラの状態ですぐに出発するとは思っていなかったので、慌ててしまいました。
仕組みがよく分かりませんが、ST2でバスから一旦降ろされて、ST3行きに乗り換えました。乗り続けている人たちもいます(ホテルの人は下車しなくても良いと言ってました)。
ST3は上湖群の一番上部にあり、ここから湖沿いを歩いて下っていきます。

上湖群の前半は、さほど目立った場所はなく、湖沿いの遊歩道を歩きますが、美しい湖を眺めながら、爽やかな風に吹かれて歩くのは、とても気持ち良いです。しばらく歩くと「Veliki Prstavciの滝」が現れました。ベールのように流れ落ちる滝が美しいです。

名前は分かりませんが、他にも美しい滝が現れます。

2時間ほど歩いて船乗り場P2の到着しました。ここから遊覧船に乗り、P3まで20分ほどで移動します。

P3からホテルまで、ゆっくり歩いて20分ほどで戻りました。
周辺に歩いて行けそうなレストランはないので、夕食はホテルのレストランにしました。当地の名物マスのムニエル、チキンのグリルとビール、白ワインを注文。

マスは3枚におろした身がカリッと焼かれていて、レモンを絞って食べるととても美味です。チキンも表面カリッと中がジューシーでこれも美味いです。
クロアチアに来てから、ずっと料理が美味いのですが、なぜかと考えてみると、(昨晩のイカリゾットを除いて)全般的に塩や香辛料が薄めで素材の味が生きているのが、私たち日本人には合っているような感じです。肉や魚介類の臭みもないので、新鮮な素材を使っているのだと思います。当地でも伝統料理のシュニッツェルなどを食べれば、また違う感想になるかもしれませんが、クロアチアの料理がとても気に入りました。
明日からアドリア海のオパティアというリゾート地で過ごす予定ですが、天気予報で暴風雨警報のようなものが出ている模様。どうなることやら。。。
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