今日は引き続きプラハの市内観光です。
朝起きると、天気予報通りあいにくの雨模様。15時ぐらいからは晴れるようなので、ゆっくりと部屋でパン、ジュース、ヨーグルトの朝食をとり、プラハ城へ向かいました。アパートから徒歩で30分弱ほどですが、カレル橋を渡った先から10分ほど上りが続くので、まあまあキツいです。
上まで辿り着くと、眼下に広がるプラハの街並みが美しいです。晴れていたら良かったですが。

@450コルナの入場料を払い、まずはヴィート大聖堂に入ります。荘厳な大聖堂です。

内部はステンドグラスやパイプオルガンがとても美しいです。

続いて、旧王宮へ。
入ってすぐに広いホールがあります。

出来た当時はヨーロッパ最大のホールだったようです。他にも議会の場所や、書庫などがあります。
イジー教会はヴィート大聖堂とは趣が異なり、ロマネスク様式で優しい感じがする教会でした。

イジー教会のすぐ先が「黄金の小道」という、通り沿いに色とりどりの小さな建物が並ぶエリアです。今はショップなどになっていますが、昔は役人の住居だったそうです。

東門を出ると、ブルタバ川に向かって下りの道が続きます。プラハ城観光は、行きの上り、各施設の参観、帰りの下りと結構な運動になります。
旧市街に戻り、昼食場所を探していると、お店の前にハンバーガーとウルケルビールのランチセットが250コルナという看板を見かけたので入りました。チェコでやりたいことの一つが、ピルスナービールの至宝「ウルケル」を飲むことでした。目の前でタップからビールが注がれます。
席に座り姿勢を整えて、まずは一杯。美味い!!そうそう、この味です。

1年前に四谷のチェコレストランで飲んで以来、ファンになりましたが、本場でも実に美味い。コク、キレ、苦味が絶妙です。ビーラーのさとみんはウルケルは初めてでしたが、気に入ったようです。
満足して店を出て、近くのスーパーで明日の朝食用のパンを買い、一旦アパートに戻ってお昼寝しました。目覚ましを何度か止めながら、気づくと2時間も寝てました。少し疲れが溜まっていたのかもしれません。
外は雨が止み青空がのぞいています。ユダヤ人街方面をブラついてみようと出発しました。
ユダヤ人街は旧市庁広場の北側にあります。入っていくと、ブルガリやエルメスなどの高級ブランド店が目に入りますが、そちら方面には興味はありません。特に観光ポイントになるような建造物はないようですが、風格がある建物がずらりと並び、街全体がフォトジェニックです。

夕暮れ時なので、光量が不足して写真はイマイチですが、街歩きしていて楽しいエリアでした。

夕食は、アパート近く、ウルケルがある、軽めの食事という条件で、事前に確認しておいた「The Theatre」というイタリアンレストランに行きました。生ハムとメロン、イカのグリル、ウルケルを注文します。本日2回目のウルケルですが、美味いです。料理も共に美味くて大満足。

帰りに気になっていたデザートを購入しました。「トルデニクール」という名のお菓子で、ドーナツ風の味でコルネのような形に焼かれたパン(?)に、生クリームやフルーツがトッピングされたもので、プラハの街の至る所で売られています。

ただこのお菓子、調べてみるとチェコの伝統あるお菓子ではなく、ルーマニアやハンガリーが出所で、食べているのはほとんど観光客なので、プラハの人々には受けていないようです。
それでもモノは試しとイチゴ入りを買ってみると、すごいボリュームです。クレープのように食べ歩きできるようにして売られていますが難しそうです。持ち帰って皿においてナイフとフォークで食べてみると、イチゴの酸味が程よく効いて、まあまあの味でした。
明日はチェコ第二の都市ブルノへ行きます。
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