今日はクロアチアのオパティアからスロベニアの首都リュブリャーナへ移動して観光します。
ホテルでブッフェの朝食をとり出発。リュブリャーナまでは110キロ、約2時間の道のりです。
走り始めて間もなく、スロベニアへの国境を通過します。ゲートがあるだけで、手続きは何もありません。(グラーツからザグレブに入国する際に、1週間のVignetteを購入してあります)
スロベニア入国後はしばらく一般道路を走りますが、天気も良く、のんびりした牧草地帯(だと思います)を走るのは気持ち良いです。途中から高速道路に変わり、渋滞もありましたが、無事リュブリャーナに到着しました。
チェックイン定刻より早く本日の宿「Royal Suite Ljubljana」に着きました。ここもコンタクトレスで、今朝送られてきたメールに記載のコードを入れると、駐車場のゲート、玄関とも開きました。荷物を部屋に入れて市内散策に出発です。
まずは街の中心「プレシェーレン広場」を目指して歩いていきます。
途中、緑豊かな「Zvezda公園」を通ります。

丘の上にリュブリャーナ城が見えます。

「プレシェーレン広場」に着きました。多くの人で賑わってます。広場からすぐのところに「三本橋」があります。

ここはもともと一本だった橋に、建築家ヨジョ・プレチュニクが歩行者用の2本の橋を追加して3本になったものです。「三本橋」をはじめ、20世紀初頭にプレチュニクにより設計された建築物が、歴史的建造物と調和して作り出す景観を理由に、リュブリャーナは世界遺産に登録されています。
「三本橋」の近くでは、出店がたくさんあり賑わってます。今日は金曜日で、何かのお祭りなのか、毎日やっているのか判りませんが、昼間から皆さんビールやワインを楽しく飲んでます。

近くに「聖ニコラオス大聖堂」があるので入ってみました(入場料@3ユーロ)。
外見は質素ですが、内部は天井のフレスコ画がとても素晴らしく、装飾も凝っています。

大聖堂の裏手の丘の上にリュブリャーナ城があります。城まで、かなり急な坂道を10分ほど登っていきます。後で気付きましたが、ケーブルカーもありました。。。
普通の観光客なら@15ユーロを払って入場するところ、スレている我々は「外見だけで良いか」ということになり、丘の上を散歩してリュブリャーナの街並みを眺めてから下山しました。

続いて、プレチュニクの代表作品の一つ「国立図書館」を見に行きました。

建物内部にも入れますが、観光客がいけるのは、階段と大理石の柱の回廊のごく一部のみです。
折角なので「プレチュニクの生家」も見てみようと、リュブリャーナ川沿いを歩きます。川沿いにはレストラン、周辺には小綺麗な邸宅が並び、なかなか良い雰囲気です。

15分ほどで「プレチュニクの生家」に着きました。

ここも外から眺めるだけにして、早めの夕食に行くことにします。
今日のレストランは宿のすぐ近くの「Stazione Parenzana Ljubljana」。スロベニアの伝統料理はオーストリアなどと似ていることから、地元名物に拘らずに食べたいものを食べようということで、フィッシュ&チップス、グリルチキンのサラダと地ビール、白ワインを注文。料理、飲み物とも美味しく満足できました。

田舎を車で走り、リュブリャーナの街を歩いて、スロベニアという国は結構豊かな印象を受けました。詳細は分かりませんが、ユーゴスラビアから独立して34年、人口210万人ほどの国がこれほどまでになるには、相当な英知と努力があったのでしょう。
明日はヴェネツィアへ移動します。
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